家計は赤字でも資産は増加【2023年1月】

2023年2月3日資産資産状況

1月の資産チェックです.

2022年の1月は株価急落で資産が一気に数百万円規模で下落した厳しいスタートでしたが,2023年はどうでしょうか.

資産額

前月比前年同月比年初比
+0.6%10.7%+0.6%

1月はソファ購入や車検など大きな出費が続いて家計は真っ赤っ赤でしたが,米国株が少し回復したおかげでわずかながら資産は前月比プラスとなりました.

バフェットがエレベーターで1セント硬貨を拾って「次の100万ドルへの第一歩だ」と言ったという逸話のように,資産規模がいくらになろうとお金の大切さは変わりませんが,今や一日で数十万円規模で資産が変動するのは日常茶飯事で,資産の変動にだいぶ耐性がついてきました.

1,000円の含み損が出ただけで不安になっていた昔の私が虚像のようです.

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1年前と比べるとプラス10.7%と2桁の伸びで,今年の資産目標がプラス10.4%でほぼ同じです.

資産規模が増えてくると2桁%の伸びを維持するのは難しいですが,逆に2021年のようにスケールする時は一気に拡大するのでその時を気長に待つつもりです.

投資状況

2023年ドル建て投資

1月のドル建て投資は1,000ドルちょっと,昨年に比べてほぼ半分でした.

先日,下のようなツイートをしたのですが,来年から始まる新NISAに向けて今年は種銭づくりの1年にしようと思っているので,投資は抑え気味にする予定です.

また,米国経済がハードランディングする可能性も濃厚じゃないかと思い,投資をするにしても,今年は米国株だけでなく債券や新興国株に少しずつ分散投資をしていきます.

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アセット・アロケーション

現金国内株米国株先進国株新興国株世界株先進国債券貴金属仮想通貨
2023年1月14.1%6.9%53.0%2.2%0.1%11.5%1.8%9.9%0.6%
対前月-1.5 0.20.300.10.40 0.30.2
対前月比の単位は%ポイント

1月に大きな出費が続き,その支払を既に終えているため,現金比率が大きく減少,その分が様々な資産に少しずつ振り分けられた形になっています.

米国株が50%を超えて圧倒的な存在感ですが,

  • カントリーの分散投資の一環として世界株と新興国株の比率を増やす
  • 2024年の新NISAに向けて現金確保

で米国株の割合を50%以下に落としたいと思います.

ポートフォリオ

米国株以外への分散投資のため,1月からVXUSとVWOへの投資を始めました.

始めてまだ1ヶ月なのでポートフォリオでの存在感はありませんが,去年から投資を始めたVYMがそれなりの存在感を放ち始めたように,この2銘柄も少しずつポーションを広げて,2023年の終わり頃にはこの2銘柄合わせて3%くらいまで拡大したいと思います.

パフォーマンス

ドル建て円建て
2023年1月33.8%58.4%

ドル建てのパフォーマンスは33.8%でした.

1月に少し株価が回復したおかげもあり,先月から2.5ポイントほど改善しました.

個別で見ると100%を超えている(2倍以上)の銘柄もある一方で,ベライゾンや3Mのように最近冴えない銘柄もありますが,全体でバランスを取りながら安定的にパフォーマンスを出してくれるポートフォリオに育って来たと思います.

円安効果もあって円建てでは58.4%のパフォーマンスでした.

米国株を売却してもドルを円に戻すことは全く考えていなかったので,円建てでのパフォーマンスはこれまで計算してこなかったのですが,最近少しずつ不動産投資に興味が湧いてきて,いずれその購入資金のためにドルを円に戻すという場面が出てくるかもしれません.

そうなった時に,しっかり円建てでも利益が出ているかを確認することは大事なので,これからは円建てでのパフォーマンスもチェックしていきます.


では,また.

Posted by Econ