資産額は過去最高を更新へ マーケットは不調でも円安効果で資産アップ【2024年4月】
5月になり,GW後半戦が始まろうとしていますが,淡々と月に一度の資産チェックをしていきます.
資産額
2024年4月の資産額は
- 前月比:+1.6%
- 年初来:+14.7%
- 前年同月比:+31.1%
で過去最高を更新しました.
去年の同時期は年初来で+7.4%だったので,YTDでは2倍のパフォーマンスとなっていて,今年の入りは去年よりも順調なスタートですが,最近は日米のマーケットとも息切れ感が顕著で,実際4月のダウ平均株価は39,806ドルから37,815ドルと1,991ドル,率にして5%下落していて,2023年10月以来,6ヶ月ぶりの下落でした.
マーケットが軟調のなか,円安進行で資産額はアップしましたが,私は預貯金は国内株といった純粋な円資産は全体の約15%しかないのですが,最近の円安を見ていると本当に日本円以外の通貨に分散していて良かったと思います.
ここから先,これまでと同じスピードで資産が増えていくと考えるのは楽観的ですし,むしろ逆に下落相場が来て資産が減るシナリオの方が濃厚と思っていますが,それならそれで,つみたて投資枠で買っているオルカンがたくさん買えるからOKです.
アセットアロケーション
アセット・アロケーションは単月では大きな変化はないですが,もう少し時間軸を長く取って半年から1年というスパンで見ると
- 減少:現預金,米国株
- 増加:世界株,先進国債券
という流れになっています.
現預金について思うこと
現預金は,額で見るとそんなに減っていませんが,資産の伸びに追いつけずに相対的プレゼンスが減っていて,1年前の14%から4ポイントも落ちました.
新NISAに備えて去年積んでいた現預金を,つみたて投資枠(限度額Max)と成長投資枠(一部)に振り分けているので徐々に減ってきていますが,減った分は月々の貯蓄とボーナスで補充するプランです
現預金10%というのは一般的な家計のアセットアロケーションからすると相当低いと思いますが,生活防衛資金は確保しているので日々の支払いに困らないですし,これだけ円安が進み,かつ円高シナリオが描きにくい今,積極的に円を保有するインセンティブは全く働かず,今後増やすつもりも全くありません.
米国株と債券(ドル建てMMF)の近況
アセットアロケーションが米国株偏重という反省点があり,米国個別株やS&P500への投資はここ1年半ほどストップしていて,そのおかげでピーク時には55%近かった米国株は安定的に50%を切るようになり,他のアセットクラスとバランスが取れてきて,いい流れです.
米国株投資はストップしていて,直近のドル建てMMFは税引き後でもほぼ無リスクで利回りは4%弱確保できるので,米国株からのドル配当は今は全てドル建てMMF(先進国債券)に流しています.
米国の利下げは当初の市場予測から大幅に遅れそうなので,配当をMMFに流すのはしばらく続きそうで,MMFの利回りが悪くなったら,それをドルに交換して米国株でも買うつもりです.
では,また.
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