30代前半でアッパーマス層になるために必要なたった2つのこと

2018年12月9日家計,投資

(この記事は2021年5月13日にアップデートしました.)

どうも,Econです.

FIREに興味がある人ならアッパーマス層という言葉を聞いたことがあると思います.普段はあまり使わない単語ですが,これは野村総合研究所が日本の家計を純金融資産保有額に基づいて分類した時の階層の一つで,純資産3,000万円から5,000万円に属する家計のことです.

この記事では,私がアッパーマス層を目指していた時期に思っていたことやアッパーマス層になって何が変わったかについて書いています.

この記事でわかること
  • アッパーマス層はどんな人達か
  • アッパーマス層の生活ぶり
  • アッパーマス層になるために必要なこと
  • なお,私は2021年にアッパーマス層から準富裕層になり,その時にも記事を書いているので,合わせて読んで参考にして下されば幸いです.

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    前座 アッパーマス層とは?

    繰り返しですが,アッパーマス層とは純資産3,000万円から5,000万円に属する家計のことです.総資産ではなく純資産なので,ローンがある場合はその分をマイナスします.

    下の図は,野村総合研究所が発表している,純資産保有額で分類した日本の家計(推計)2019年版です.

    アッパーマス層は全体の13.2%で,純資産3,000万円以下のマス層が78%と圧倒的多数であることを考えると,アッパーマス層は「マジョリティから一歩抜け出してお金持ちへの階段を登っている最中の人」という位置づけになります.

    なお個人的な意見ですが,約80%をマス層という一つのカテゴリーにまとめ,残りの20%を4カテゴリーに細分化するというのはちょっと乱暴かと思っています.そのため,独断ではあるものの,マス層を5階層に細分化した記事を書いているので,興味があれば読んでくださると幸いです.

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    二ツ目 30代でアッパーマス層という立ち位置

    私は2018年に30代前半でアッパーマス層になりました.マス層はゼロ円から3,000万円とレンジが広いとは言え,最下層に位置するのは嫌で早くマス層を抜け出したいと思っていたので,アッパーマス層の仲間入りを果たした時は嬉しかったです.

    下の棒グラフは,金融広報中央委員が発表している『家計の金融行動に関する世論調査(2020年版)』から作った資産保有額の分布で,全年代の平均値は1,436万円,中央値は650万円です.

    マス層にあたる3,000万円未満の層の合計が87%で,年度の違いもあるので野村総合研究所が発表している数字と一致はしませんが規模感は合っていそうです.さらに,この世論調査では年代ごとの資産保有額の分布も把握でき,30代の資産保有額の分布を見ると平均値は591万円,中央値は400万円で,アッパーマス層以上の世帯は約1%です.

    さらにこの世論調査では資産3,000万円以上を持つ世帯の年齢構成もわかります.

    60代以上が65%を占めていて,一方若年世代は20代が0%,30代が1%と圧倒的少数,40代でも11%しかおらず,30代でアッパーマスに到達することは一般的には難しそうです.

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    真打 アッパーマス層を目指すための2つのこと

    では,なぜ私が30代前半でここに到達できたのか,それは

    • 投資による資産運用
    • 家計簿をつけて堅実な家計を構築

    を続けてきたからです.この2つは効果が雪だるま式に増えて行くので,これを社会人になりたての頃から続けたことは本当に良かったと思います.

    投資による資産運用

    仕事からもらえる給料がお金を稼ぐエンジンなので仕事を一生懸命やることは大切ですが,それに加えて貯蓄→投資というサイクルを回すことが必要です.貯蓄を投資に振り向けて配当などの不労所得を得て,さらにそれも投資に振り向けることでマネーマシーンが出来上がります.そして複利の効果を味方につければこのマネーマシーンが生み出す富は指数関数的に大きくなります

    しかし,個人投資家の9割以上は投資をしても結局マイナスで終えるというデータもあるように,個人投資家が自己流で投資をしても間違いなくカモられて終わります.そこで大事なのは,投資の名著と言われる本を読んで賢人たちの知恵を借りることです.私も投資やお金に関する良書,いわゆる古典的な本は数十冊読んできましたが,そこで書かれていた考えやものの考え方が今の自分を作っています.

    そして読んだ内容を試行錯誤して自分流にアレンジすることが必要になります.投資では万人に当てはまる正解はないので,トライアル・アンド・エラーで自分に合うスタイルを見つけることが必要です.

    家計簿

    私は社会人になってすぐに家計簿を始め,もう10年以上続けてますが,家計簿はお金持ちになるためのツールであり,マネーリテラシーを上げる最高の訓練です.また,家計簿で収支を見える化すれば無駄遣いが減って貯蓄がしやすくなり,お金持ちになるためのサイクルが速まります

    私はExcelとPythonを組み合わせて家計簿をつけていますが,これは最高のマリアージュです.詳しくはこの記事を読んでみてください.

    アッパーマス層の暮らしぶり

    アッパーマス層になっても暮らしぶりは全く変わりません.

    資産に余裕が出たから賃貸からマイホームに切り替えようなんて思ったことは全くありませんし,車だって買い替えは全く考えておらず,今乗っている車が壊れるまで大事に乗り続けます.普段の買い物も今までと同じスーパーで,成城石井や紀ノ国屋のような高級スーパーに変えるなんてことはしません.外食だって年に数回しか行きません.

    マジョリティから抜けて一つ上のステージに上がったからと言って,資産3,000万円ではまだ全然油断できないどころか,ここで油断して生活のレベルを上げたらまたすぐにマス層に戻ってしまい,富裕層は遠ざかるばかりです.これから先もどんどん資産を増やして準富裕層,富裕層とステップアップを目指しますが,暮らしぶりが大きく変わることはないでしょう.

    お金に対するマインドは変わった

    アッパーマス層になっても暮らしぶりは全く変わりませんが,お金に対するマインドは変わりました.具体的にはお金に不自由を感じることは少なくなり,ポジティブ思考になりました.昔だったら「1億円貯めるなんて夢のまた夢,とても無理」と思っていましたが,今では「時間をかければ自分もそこに到達できるかもしてないな」という展望を持っています.

    また,お金がもったいないから諦めることが減りました.「お金は人生をより良くするための手段に過ぎない」と理解してからは,いい食材や高級家具などそれだけの対価を払う価値のあるものにはしっかりとお金を使うようになりました.逆に,価値を感じないものにはたとえ安くてもお金を払うことはしません.

    さらにお金を稼ぎ方の意識が変わりました.給料が家計のエンジンであることに変わりませんが,以前は働いて給料をもらう以外に稼ぐ方法はないと思っていましたが,投資をして不労所得のありがたみを知ってからは不労所得を増やして収入源を複数確保することが大事なテーマになっています.

    次にどこを目指すか

    次のステージである準富裕層に30代で到達することを目指します.準富裕層は純資産5,000万円以上ですが,それだけの純資産があれば精神的にもかなり余裕が出てくると思います.仮に5,000万円を税引き後で2%で運用していたら年間100万円の収入が期待できます.年間100万円の不労所得があれば家計には大きなプラスになります.

    2021年,予定より2年以上早く準富裕層に到達しました.年間100万円の不労所得はまだ得られていませんが,これまで以上に気持にゆとりが持てるようになりました.

    私の尊敬する本多静六は職業を道楽化することを提唱していますが,5,000万円あれば自分らしく働いても生計を立てることが出来ます馬車馬のように働いて出世を目指すのも不要ですし,会社で働くことが合わないと感じれば別の働き方を探すことも出来るかもしれません.

    子どもがこれから中学生,高校生,大学生となり教育費がかさむので,5,000万円ではとても安心できません.しかし,今後教育費がかかるようになってもやりくりできるだろう,そして子どもが独立した後にはFIREできるかもしれないという展望が持てるようになりました.

    アッパーマス層は本格的なお金持ちになるためのスタートで,アッパーマス層になればお金に関してかなり精神的にゆとりを持てます.お金のために働かざるを得ないというこれまでの価値観から離れ,自分らしく生きるための手段としてお金をどう使おうかと考え始めることができるようになります.

    そうなると,人生はとても楽しくなります.一人でも多くの人が,お金に関するストレスから解放されて人生をポジティブに生きられるといいなと思っています.

    それでは,また.

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    Posted by Econ