勝てる投資家と負ける投資家 特徴3選

勝てる投資家と負ける投資家 特徴3選
Image by Steve Buissinne from Pixabay

投資

10年以上の投資経験の中で,勝てる投資家と負ける投資家の特徴が掴めて来ましたので,この記事で勝てる投資家と負ける投資家の特徴3選を紹介します.

  • 短期投資では複利が味方につかない.長期投資が勝てる投資の第一戦略.複利の力なくして投資では勝てない
  • 多くの投資家は,想定するリターンをあたかも将来に実現が約束されたもののように扱うが,勝てる投資家は投資のリスクを避けるために事前に綿密に分析する
  • 多くの投資家は,投資の後も自分に有利な状況が続くと期待しているが,勝てる投資家は入口から出口まで,しっかりとストーリーを描いてからエントリーする

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勝者は辛抱強く待ち,敗者は短期間での成功を望む

あるインタビューでバフェットが

「あなたの投資手法はとてもシンプルで,誰もができると思うのですが,なぜこんなにも多くの投資家が損失を抱えているのでしょうか?」

という質問に対して

「みんな,手っ取り早く金持ちになるのを望みすぎだ.自分のことを長期投資家と言いながら,結局みんな,時間をかけて裕福になることに辛抱できずに間違った行動を取ってしまう」

と答えていますが,投資で負ける人はとにかく短期間で儲けることばかり目が行きがちです.

少し上がったら利食って,逆に少し下がってもすぐに手仕舞って別の銘柄に乗り換える…こんな取引ばかりではコストがかさむだけです.

そして取引コストもさることながら,短期投資の最大の問題は,複利が味方につかない,という点です.

詳しくは下の関連記事に書いていますが,複利効果は投資にいい意味で破壊的インパクトをもたらし,投資とはどれだけ長い時間,複利を味方につけられるかを競うゲームだと私は思っています.

複利の力なくして投資で勝つことは無理です.

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一方で投資の勝者は,長い時間をかけて,プロができないことをして勝ちを狙います.

たとえば,プロと違って個人投資家は銘柄も保有銘柄も外野からとやかく言われませんし,プロが定期的なパフォーマンス評価のために,本当はホールドしたい銘柄を入れ替える必要があるような状況でも,個人投資家は5年後10年語を見据えて自分の意志でガチホできます.

短期ではなく長期で戦う,これが個人投資家の第一戦略です.

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勝者はリスクを,敗者はリターンを考える

Image by Rudy and Peter Skitterians from Pixabay

タイガー・ウッズに勝てると思っているゴルフ初心者はいない.

しかし,ウォーレン・バフェットに勝てると勘違いする輩が出てくるのが投資の世界だ.

どの本かは忘れてしまいましたが,これを読んだ時,膝を叩きました.

感動のあまり強く叩きすぎて手の痕がついていたかもしれませんが,それくらい言い得て妙な表現です.

私も含めて,だいたいの投資家は

「これに投資すれば,年間X%のリターンが期待できて魅力的だ」

と考えます.

この時,投資家の頭の中ではX%のリターンは将来的に実現が約束されているものと想定しています.

しかし,株価が下落するかもしれないし,配当だって減配,最悪の場合は無配だってあるわけで,リターンはもちろん約束されていません.

でも,多くの投資家は自分が期待するリターンは無リスクだと思っているのです.

こんな甘い想定では,いざという時にマーケットで戦えるわけがありません.


一方,勝者は「これに投資をしたら損失を被るリスクがどれだけあるか」を強く意識しています.

逆説的ですが,成功した投資家が一番大切にしている哲学は「絶対に損をしないこと」です.

ここでいう「絶対に損をしない」は「元本割れは絶対イヤ」という子どもわがままとは全く違います.

投資の勝者は,損失を避けるために,綿密に分析し,最高のタイミングで投資に動けるよう常に準備をしています.

投資のルール

1. 絶対に損をしないこと

2. 1つ目のルールを決して忘れないこと

ウォーレン・バフェット

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勝者は不利な状況を想定し,敗者は自分に有利になるように望む

2と関連しますが,投資で失敗する人は「投資がうまくいけばこれだけリターンを得られる」ということばかり考え,自分がした投資が悪い結果になるとは想定していないので,状況が悪くなった時にどのように行動しなければいけないかを考えることがありません

だからいざ下落相場が来ると,不安になって底で投げ売るという悪手を取るわけです.

一方の投資で成功する人は,自分のした投資が失敗に終わるかもしれないと事前に想定していして,投資がうまく行かなかった時にどう対処するかを予め決めています

そのために,損失を最小限に抑えることができます.

下落相場で狼狽売りするのと,事前に決めていた損切りラインを割り込んだために売却するのとでは,行動は同じでも意味合いが全く違います.

勝つ投資家は入口から出口まで,しっかりとストーリーを描いてからエントリーします.

まとめ

  • 短期投資では複利が味方につかない.長期投資が勝てる投資の第一戦略.複利の力なくして投資では勝てない
  • 多くの投資家は,想定するリターンをあたかも将来に実現が約束されたもののように扱うが,勝てる投資家は投資のリスクを避けるために事前に綿密に分析する
  • 多くの投資家は,投資の後も自分に有利な状況が続くと期待しているが,勝てる投資家は入口から出口まで,しっかりとストーリーを描いてからエントリーする

以上,勝てる投資家と負ける投資家の特徴3選でした.

偉そうに書きましたが,書いていて私もまだまだだと痛感しました.

投資では,これでもかというくらいに慎重でなければいかんなと改めて思いました.


では,また.

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Posted by Econ