自炊は最強の節約手段にしてお金持ちへのプラチナチケット
自炊は最強の節約手段というお話です.
家計管理に取り組んで10年以上ですが,自炊は最強の節約手段だと確信してます.
「節約して貯金するためにまず何をすればいいか」と聞かれたら「できるだけ自炊の回数を増やす」と答えます.
ブランド品,コンビニでの買い物など,節約の阻害要因は色々ありますが,外食はその中でもラスボス級です.
外食が多い人が自炊に取り組めば家計はきっと改善します.
「貯金したいのに,ほぼ毎月お金を使い切って貯金ができない」という人が
- 自炊の節約効果に気付き
- 少しずつでも自炊をして節約体質になり
- 浮いた分を貯金・投資にまわすというサイクルを回し始めてお金持ちへの第一歩を踏み出す
というきっかけになれば幸いです.
我が家の自炊事情
我が家は外食はほとんどせず,年に数回,ほぼ毎日が自炊です.
先に断っておくと,外食を否定する気は全くありません.
- 寿司や天ぷらなど,家で本格的に作るのが難しい料理を,プロの腕で楽しむ
- 非日常の店の雰囲気の中で食事やお酒を楽しむ
- 一流のサービスを受けてモチベーションを上げる
こういう経験にお金を払う価値は十分ありますし,実際に私もこうした目的のために年に数回外食をします.
高級レストランなど,家では味わえない雰囲気の中で食事やお酒を楽しめば,思い出として残ります.
そして,その時のことを思い出したり話し合うことで,終わった後も何回も楽しむことができ,これは価格以上の価値があることです.
また,高級店で一流のサービスを受けて「もっと頻繁にこういう経験ができるように頑張るぞ!」とモチベーションアップに繋がることもあります.
これが将来の自分のパフォーマンスアップに繋がれば,これも一種の自分への投資です.
しかし,「自炊が面倒だから」というネガティブな理由での外食をすることはほぼありません.
なぜなら,ネガティブな理由でファミレスやチェーン店で外食をすることは価格に見合う価値がないからです.
「自炊が面倒くさい」というネガティブな理由での外食を減らせば,家計は確実に改善します.
自炊にこだわる理由
自炊にこだわる理由は
- 自炊は最強の節約手段,自炊を制する者は節約を制す
- 自炊で節約できた分を貯金,投資に回す
というサイクルを回し続けることがお金持ち,そして経済的自由を達成するためのプラチナチケットだからです.
外食の原価率は一般的に3割と言われていますが,都心にあって地代が高いレストランなら原価率2割なんてのも珍しくありません.
原価率3割ということは,当たり前ですが,自炊なら同じものを約1/3の値段で作れるということです.
- プロの料理人が作る
- 片付けをしなくていい
- 外食そのものが楽しい
など,他にも外食には自炊にないメリットがありますが,自炊がお財布に優しいということは確かです.
添加物や化学調味料を抑えられて自炊は健康にいいという効果もあります.
しかし,一番の理由はやはり節約→貯金・投資というサイクルを回し続けるのに,自炊が最高の手段だからです.
我が家の貯蓄率は約40%で,中学生と小学生がいる家計としてはそれなりにしっかりと家計管理が出来ていると思っています.
そして,その要因が自炊の多さです.
もし我が家が週に一回,ファミレスで外食をする家だったら,貯蓄率は5%ポイントくらいは落ちるはずです.
たかが数%ポイントの差ですが,これを投資に回すか回さないかで長期的には大きな差になります.
たとえば,自炊して年間10万円の外食費を節約できたすると,10年間で100万円の節約になります.
これを投資に回していたら,投資の複利効果で100万円以上の差が生まれます.
仮にその10万円を投資して年間5%で運用できたとすると,10年間で125.8万円,20年なら330.6万円にもなるのです.
もちろん,これは机上の計算なので,投資でこの通りのパフォーマンスを達成できる保証はありません.
しかし,自炊が面倒で外食に頼るのが習慣化してしまうと,長期的には資産に大きな差がつくことは確かです.
そのため,できるだけ早い段階から自炊に慣れて節約体質になれば,それが複利効果も相まって将来の資産として返ってきます.
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自炊は時間のムダという意見について
「自炊は時間のムダ.自炊をするくらいなら外食したりUber Eatsを使って浮いた時間で生産的なことをしたほうがいい」という意見があります.
しかし,これは大抵の人には当てはまりません.
確かに,企業経営者などのように,自炊のための時間を使えば,自炊による節約以上の価値を提供できるような人なら,自炊をせずに外食やUber Eatsを使うのは合理的です.
しかし,ほとんどの人は自炊による節約以上の価値を提供できません.
家族と外食する時に運転手に車を運転してもらい,その間に仕事をするなんて普通の人はまずしません.
Uber Eatsを頼んだって,浮いた時間でネットをやったり,動画を見たり,せいぜいよくて本を読む程度だと思います.
このように,ほとんどの人にとって,自炊の節約効果以上の価値を生み出すことは至難の業です.
であれば,自炊をして節約効果を享受するのが合理的ではないでしょうか.
まとめ 自炊を制する者は節約を制す
- 自炊は最強の節約手段,自炊を制する者は節約を制す
- 自炊で節約できた分を貯金,投資に回すというサイクルを回し続けることがお金持ち,そして経済的自由を達成するためのプラチナチケット
これまで外食が多かった人が急に自炊を増やすのはストレスになります.
なので,時間に余裕のあるこの曜日は自炊をするなど,少しずつ自炊を取り込んで行けばいいと思います.
家計簿をつけていれば,自炊の節約効果をすぐに感じられます.
自炊の節約効果が見えることで達成感を覚えてますます自炊を増やすというプラスのサイクルが回り始めればしめたものです.
時間はかかりますが,こうなればお金持ちへの階段を着実に登り始めた段階で,将来,自炊で節約したお金で投資した分がマネーマシンとして働いてくれるようになります.
それこそ,高級レストランで食事をしてもお釣りが来るくらいの果実をマネーマシンがもたらしてくれるはずです.
では,また.
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