マンションのモデルルーム見学は勉強になります

2018年6月27日家計

この前初めてマンションのモデルルーム見学に行ってみました.家を買う計画があるのではなく,興味半分だったのですが,色々と勉強になりましたので,この記事でまとめたいと思います.

 

まず,勉強になったことは以下の3つです.

 

  1. 我が家の資金面での相対的立ち位置が分かる
  2. 自分達が重視しているポイントに気付かされる
  3. 物件を見る目が肥える

それでは,それぞれ具体的に見ていきましょう.

我が家の資金面での相対的立ち位置が分かる

まず,モデルルーム見学にあたり,資産状況,収入,予算を回答しました.今回のモデルルーム見学の理由の一つは我が家の資金面での相対的立ち位置を把握することだったので,正直に回答しました.

 

セールストークもあったとは思いますが,営業担当者からは「Econさんの年齢でここまで貯めている人も珍しいと思います.収入も安定的に入ってくることが期待できますので,かなり余裕のある返済計画になると思いますよ」とコメントをもらいました.我が家の資金面での相対的立ち位置を第三者からコメントしてもらったのは良かったです.

 

また,営業担当者から,返済計画をいくつか出してもらったことで,現在の資産,収入でどの辺まで手が出せるのかもざっくり把握できました.今後は不動産情報を見ても「この物件は手が届く/届かない」の判断が出来るようになったのは大きいです.

 

自分達が重視しているポイントに気付かされる

我が家は住環境や教育環境を重視しているというのは認識していましたが,他にも潜在的に重視しているポイントがあることに気付きました.

担当者が熱心に説明していてもあまり響かない点は我が家があまり重視していないポイントですし,担当者の説明を熱心に聞いている点は重視している点ですので,今後の見学の際も,これらのポイントは重点的に聞いていくと良いと気づきました.

 

物件を見る目が肥える

マイホームは人生最大の買物ですが,担当者の話しを聞いていると,みんな結構早く決めてしまうものなんだなぁ,と驚きました.「買う気はないけどちょっと話だけでも聞こうかなと思って来ました」という人がその日に契約したという話も珍しくないようでした.

確かに,魅力的な物件に巡り合えたら,チャンスを逃したくないと思うのは当然でしょう.こんな状況で担当者から物件の魅力を耳打ちされたり,競争状況が厳しくなりつつあることを囁かれたら焦ってしまうのは自然です.年齢を重ね,ローンを組むのが難しくなりつつある状態だったら尚更です.

ただ,こうした焦りから検討すべき事を見落として後悔しても後の祭りです.しかし,物件を見学してきた経験があれば,このような状況下でも,短い時間内で何を検討しなければいけないか,きっと分かることでしょう.後悔する率も減るはずです.

 

ここまでは勉強になったことを書きましたが,気をつけなければいけないこともいくつかありました.それは,次の3つです.

  1. 不動産の営業マンはトークが上手
  2. 住宅ローン:借りられる≠返せる
  3. 聞きたいこと,確認したいことが後から出て来る

 

詳細に入る前に先に断っておきますが,以下の注意点は,買う予定がなかったのに気付いたら買ってしまい,後悔しないようにするためのもので,不動産の営業マンが悪いわけでは決してありません.

では,具体的に見ていきましょう.

 

不動産の営業マンはトークが上手

向こうも商売なので当然ですが,不動産会社の営業マンは物件を魅力的に語ることと,客をノセることが上手いです.

彼らが説明する物件のスペックや周辺環境を聞いているとその物件が本当に魅力的に見えますし,お金の問題も何とかなるような気がしてかなり気分がノッてきます.結構気をつけてかからないと,買ってしまうこともあると思います.

上に書いたように,私も営業担当者からかなり余裕を持った返済計画が可能だと言われ,ちょっと有頂天になる自分がいました.

 

住宅ローン:借りられる≠返せる

営業マンと話していると,結構大きく借りられそうだと分かることがあります(その逆もあるかもしれませんが).私は「Econさんの年齢と勤めている企業,資産状況を考えると年収の8倍までは借りられると思います」と言われ,びっくりしました.

 

しかし,借りられる額≠返せる額ではありません.自分の身の丈に合ったローンを組むことが大切だと思います.例えば,ボーナス払いの比重を多く想定しているなら,少し楽観的と言えるかもしれません.

 

聞きたいこと,確認したいことが後から出て来る

一回見学に行くとおそらく3時間程度は使うと思いますが,その中で全ての疑問を解決することは難しいと思います.私も,家に帰ってから修繕積立金がどれくらい逓増していくのか,住宅ローン減税と固定資産税を比較するとどうなるのか等,追加で聞きたいことが出てきました.

 

一回の打ち合わせで決めずに,営業マンとは複数回会って疑問点を残さないことが大切です.人生最大の買物のマイホームですから,後悔は出来るだけしないようにしたいですね.

 


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Posted by Econ