【配当レポート】やっぱり投資の醍醐味は配当だ!2023年第3四半期

2023年10月11日配当配当レポート

3ヶ月に一度の配当状況レポートをしたいと思います.

今回は7月から9月の第3四半期という一年で最も暑い時期ですがそれに応じるかのように私の配当も熱いことになっていればいいのですが,さて結果はいかに.

配当状況 2023年第3四半期

前期(2023年第2四半期)比前年同期(2022年第2四半期)比
+17.6%+32.5%

税金を引いた後のネットで比較すると,2023年第2四半期(4月から6月)からは17.6%のプラス,前年同期と比べると32.5%のプラスで配当は着実に成長しています.

こうやって配当が育っている状況を見ると,やっぱり投資の醍醐味は配当だなとひしひしと感じます.

配当が着実に増えている背景は

  • 米国株を中心にした増配
  • ドル建てMMF

の2つです.

まず1つ目の米国株ですが,月に一回レポートしている資産状況チェックの記事で触れているように,今年は投資をかなり抑えていて,具体的には去年の半分くらいのペースに抑えて20万円/月に届かないくらいのペースですが,それでも去年に比べて30%以上も増えているのは米国株が増配を基本基調にしているからです.

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私の保有している米国株銘柄では,少ない銘柄でも年2%くらいの増配,多いものでは10%を超える増配で,トータルで見ても5%以上の増配になっています.

これに加えて円安が加わったことで一年前と比べると30%以上の成長率になっていて,仮にこれが続けば3年で2倍に成長する計算です.

しかし,第4四半期は年間30%のレベルでのプラスは難しい見込みで,というのも,去年は9, 10月から一気に円安が進み,2022年の第4四半期は今の円安水準に結構近かったため,今年の第4四半期は円安による配当押し上げ効果は薄れる見込みだからです.

第4四半期の前年同期比成長率は鈍化してしまうかもしれませんが,9月までの貯金をキープして,2023年は2022年比べてプラス35%くらいの配当になればと今から取らぬ狸の皮算用をしています.


2つ目のドル建てMMFについて,今年は米国株への追加投資は最小限に抑えていますが,その分ドルで入金される配当は全てドル建てMMFの購入に充てていて,これが配当に無視できない規模,というかかなりの規模に育ってきていて,下にあるこの3ヶ月の配当内訳を示したグラフでは最古参のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)を抑えてMMFの入金は3位でした.

米国の金利上昇に共連れしてドル建てMMFの利回りも上がっていて,最近では税引前で4.8%を超えており,しかも私の保有しているドル建てMMFは毎月分配金が入金されるので額にして毎月数千円,ちょっとしたお小遣いレベルが毎月入金されています.

入金されたMMFは自動的に再投資に振り向けられ,ドル建てMMFの利回りは日々変動するので,毎月確実に伸びるわけではないですが,それでも毎月安定した分配金を得ています.

FRBはまだしばらく金利を下げるつもりはなさそうなので,配当で入金されるドルがMMFに流れるというフローはしばらく続きそうです.

配当ポートフォリオ

2023年第3四半期の配当ポートフォリオ

合計19銘柄から配当入金がありました,お振込まことにありがとうございます.

こうやって円グラフにすることで,

  • 配当が特定の銘柄に偏っていないか
  • 幅広い銘柄からバランスよく配当が得られているか

といった確認ができるのでオススメです.

パレートの法則が当てはまる現象は多いですが,配当に関して言えば「2割が8割を稼いでいる」状態はその2割に何かがあった時のリスクが大きいため,あまりよろしくないと思ってます.

どの銘柄も等しい割合で配当入金があるのが理想ですがそれは難しいため,とりあえず1銘柄の最大が15%程度になるような配当ポートフォリオを組みたいと思っています.

VTIが15%を超えていますが,今はVTIへの投資は中断して代わりにVXUSやVWOなどの米国以外への投資がメインかつ,ドル配当はMMFに充てられるため,第4四半期はVTIの配当割合は15%を切って,よりバランス化が進むと期待しています.

2023年第4四半期の見通し

第4四半期のトピックスは

  • コカ・コーラ(KO)からは10月と12月の2回配当入金がある
  • ヴァンガードのETFは第4四半期の分配金が年間で一番高い傾向

あたりで,これらを加味すると第4四半期の配当入金は一年で一番大きくなると期待しています.

9月末の時点で,去年の年間配当の90%を超えていて,11月にはほぼ確実に去年の配当実績を超えますが,あとは12月の配当入金でどれだけ去年に差をつけられるのか,今から楽しみです.

年明けにいい配当状況がレポートをできると期待して.


では,また.

Posted by Econ