自信を持って投資できる企業とは

投資

 

私には株式投資におけるポリシーがあります.それは,自分が嫌いな企業には投資をしないです.たとえ,その企業の成長見通しが高かったり,配当利回りが魅力的だったりしても,その企業が嫌いだったら私は投資をしません.

理由は単純で,私が投資をする基準は,その企業に投資をする理由を子どもでも分かるくらい簡単に説明できることですが,自分が嫌いな企業の場合,投資をする理由が説明できないからです.

 

典型的な例はタバコ会社です.愛煙家の方は気分を害するかもしれませんが,私はタバコが大嫌いです.自分の前に歩きタバコをしている人がいたら,走ってその人を追い抜いて,その人のすぐ前に出て走るのをやめます.私はマンション暮らしですが,窓を開けていて,どこか別の家のベランダでタバコを吸っている臭いが漂ってきたら「臭っ!!」と大きい声を出してびしゃっと窓を閉めます.飲食店でタバコを吸っている人がいたら,さり気なくその人の方に風を仰ぎます.

あからさまだと思われるかもしれませんが,それほどタバコが嫌いです.家族や友人に対してタバコを勧めることなんてありえません.

タバコは嫌いだけど,それで自分が儲けられればオッケー,というのは私のポリシーに反します.自分が投資をしている会社の製品を勧められないというのは矛盾しています.なので,タバコの製造販売を事業にしている会社の株は買いません.

 

実際,私の投資のバイブルである『株式投資の未来』ではタバコ会社が高パフォーマンス銘柄として扱われていますが,タバコ会社への投資を考えたことは全くありません.

 

逆に今持っている銘柄の製品は自信を持って勧めることができます.

赤ちゃんのいる人にはパンパースはオススメですし,私は毎日の洗濯にアリエールを使っています(P&G).

歯を磨いた後はリステリンのトータルサポートを使っています(ジョンソンエンドジョンソン).

NIKEの靴でランニングした後にコカ・コーラを飲むなんて最高です.

ポストイットにはこれまで何度もお世話になってきました(3M).

自分の投資している企業の製品を,自信を持って勧めることができれば,自分の投資の自信にも繋がります.

 

 

一方,製品が嫌いというだけでなく,その企業が嫌いという場合も投資をしません.嫌いな理由としては経営者が嫌いだったり,マーケティング手法が嫌いだったりと色々とありますが,どうしてその企業に投資をしているの?と聞かれた時に自信を持って答えることができません.

 

企業名は挙げませんが,高い成長が見込めたり,配当利回りが高いからという理由で人気のある国内銘柄がありますが,その中のいくつかに私が嫌いな銘柄があります.そういった銘柄にはこれまで投資を避けてきましたし,これからも投資しないでしょう.

 

せっかく投資をするなら,自信を持って投資できる会社に投資したいですね.

 


人気ブログランキング
最後まで読んで下さりありがとうございます.

面白かったらフォローしてもらえると励みになります.

Posted by Econ