日本人の特性 集団主義は投資の邪魔になる

投資

 

日本人は集団主義だと言われています.他人と同じ行動を取るのが好き,というやつですね.有名な『沈没船ジョーク』でも,日本人の右に倣えの国民性が揶揄られています.これについてここでは詳しく書きませんが,知りたい人は『沈没船ジョーク』で検索すればヒットします.他の国の国民性も結構当たっているような気がして面白いです.

 

そして日本人の集団主義から投資について考えていると,集団主義って投資には邪魔になるな,と感じました.

 

投資では,多数派と同じ行動ばかり取っていては勝てません.例えば

「この銘柄はみんな(投資では市場にあたる,以下,市場)が売ってるから私もこれ以上の損失が出る前に売らなきゃ」と言って狼狽売りする人がいますが,市場に追随ばかりしていたら投資で利益を上げることはできません.

「市場の動きについていれば,市場平均並のパフォーマンスを上げられる」という人がいますが,それは無理です.なぜなら,実生活ではみんなが自分より常に賢いなんてことはありませんが,投資では市場は常に自分より賢く,また早く行動しているため,市場に追随していたら市場平均のパフォーマンスよりも劣ります.これは買いの時も全く一緒です.

 

市場に追随するのではなく,「市場はこう反応しているけど,自分の考えは違う」と市場と違った行動を取ることが必要です.しかし,これを苦手とする人は多くいると思います.多数派が取っている行動と違う行動を取ると,違和感や不安を感じる人もいます.

「市場が売っている中,私は売らなかったけど大丈夫かな」

これは,損失が出ても周囲も同じように損をしていれば気持ちが少し落ち着きますが,自分だけ損を被るというのにとてもストレスを感じる人間の特性によるものです.

 

もちろん,市場が正しいと自分も考えるのであれば,それに合わせる必要があります.全てにおいて市場と違った行動を取ることが正解というわけではありません.

しかし,自分の考えが市場と違うと思えば,市場と異なる行動を取ることが大事です.居心地の悪さを感じることもあるでしょうし,場合によってはそれが数年単位で続くこともあります.でも,それによってこそ市場をアウトパフォームすることができます.

 

2015年頃から市場がFANGという言葉を使い始め,

「これからの時代はFANGだ.オールドエコノミーの時代は終わった」

「人々の健康志向の高まりで,もうコカ・コーラなんて誰も飲まなくなるし,マックなんて行かなくなる」

なんて言われる中,コカ・コーラ (KO)やプロクター・アンド・ギャンブル (PG),ジョンソンエンドジョンソン (JNJ)あたりの株を黙々と拾ってました.不安はなかったと言えば嘘になりますが,株価が上がらなくても配当は入ってくるだろうし,安い価格で仕込めるならプラスだな,位の気持ちで仕込んでいましたが,その時の行動は間違ってなかったと思います.

 

思えば,私は物心ついた頃から集団行動が嫌いでした.いつも誰かとつるんで一人では何もできない人間は今も昔も嫌いです.人がAが良いと言えば,Zじゃなきゃ嫌だと言ってました.高校は埼玉で,多くのクラスメートは東京の大学に進学する中,京都の大学に進みました.京都にいた時も,「なんでわざわざ京都に来たの?」と何回も聞かれました.

 

元々,人と違った行動を取ることに何の違和感もなかったのですが,それが投資をする上で役に立っているのかなぁ,なんて思ったりもします.きっと,これからもこのスタイルが私にとっての自然体です.

 


人気ブログランキング
最後まで読んで下さりありがとうございます.
面白かったらシェアしてもらえると励みになります.

スポンサーリンク

Posted by Econ