投資のカリスマの教え 投資には弛まぬ研究が必須

投資

 

最近,ランニングしながらpodcastを聞くのにハマっています.聞くのはジム・クレイマーのMad moneyが多いです.私は週に3, 4回走り,一回あたりのランニングの時間は45分くらいが多いのですが,Mad moneyは一週間に5回更新され,一回あたりの時間が45分くらいなのでランニングにちょうどいいのです.

Mad moneyを見た/聞いたことがある人は分かるかもしれませんが,問題は,聞きながらだとニヤニヤ走り,下手したら職務質問をくらうかもしれませんし(幸い,まだ遭っていませんが),たまに吹き出してしまって余計な体力を使う点です.以前は,通勤電車でMad moneyを聞いていたのですが,何度か吹き出したことがあり,おそらく,周りの人から「あ,ちょっと危ない人だ」と思われたであろうことが何度かあります(笑)

 

クレイマーと言えば,著書『ジム・クレイマーの株式投資大作戦』という本を本屋で見たことがある人もいるかもしれません.全米No.1投資指南役というサブタイトルと表紙の胡散臭い絵とが合わさり,一見するとトンデモ本のように思えるのですが,この本は良書です.

クレイマーは見た目からはカリスマという言葉からは程遠いですが,素早い判断力と適格なコメントで,アメリカでは大人気の投資アドバイザーです.

 

因みに,別の本ですがクレイマーの"Get Rich Carefully“という本もあり,こちらも良書です.この本も『ジム・クレイマーの"ローリスク"株式必勝講座』として邦訳されているのですが,既に絶版になっています."Get Rich Carefully"については昔に記事を書いていますので,そちらも読んでもらえると参考になると思います.

https://econ-blog.com/get-rich-carefully/

 

クレイマーは超ハイテンションで"Booyah!!"を連発し,かつ超早口(なので,英語は半分くらいしかわかりません)で喋り倒しているので「このおっさん,勢いで乗り切ってるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが,言っていることは至極リーズナブルです.

 

例えば,長期投資家といえばB&H, Buy & Holdを基本戦略にしていると思いますが,クレイマーはB&HはBuy & Homeworkだと言っています.Homeworkとは,買った企業が引き続き買い持ちするに値する企業か,景気サイクルからその企業のポジションを増やす/減らすのが良いのか,といったことを検証することで,これができないのなら個別株に手を出すのはやめてETFやインデックスファンドを買ったほうが賢明だと言っており,私もその通りだと思います.

 

また,日本の米国株投資家にも馴染み深いジェレミー・シーゲル教授の『株式投資の未来』について,これを読んでBuy & Holdを成功戦略だと勘違いしている人に警鐘を鳴らしています(補足:クレイマーはシーゲル教授の結論が間違っているとは言っていません.シーゲル教授のポイントを誤解してしまっている人が多いことに警鐘を鳴らしています).

 

きっと,これからもクレイマーの"Booyah!!"を何回も聞くことになるでしょう.


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Posted by Econ