いい家具と食器を揃えるのはお金と時間の節約につながる投資だという理由

いい家具と食器を揃えるのはお金と時間の節約につながる投資だという理由
Image by Kristian Angelo from Unsplash

生活の質(QoL)

私は洋服には無頓着ですが,家具や食器はいいものを揃えることにしています.

「家具や食器にお金をかけるなら,その分を投資に回せばいいのに」と思われるかもしれませんが,私にとっていい家具,いい食器を揃えて家での時間,特に食事の時間のクオリティを高めるのは一種の投資だと思っています.

この記事でいい家具や食器を揃えよう…と思っていただかなくても全然構いませんが,今日はそこらについて書いてみます.

この記事のポイント
  • いい家具,いい食器を揃えて家での食事の時間のクオリティを上げるのは投資である
  • なぜなら,家での食事の時間のクオリティを上げれば外食をするモチベーションが減り,外食の頻度も減るから
  • 原価率の低い外食が減れば貯蓄のサイクルが回り始めるが,いい家具と食器はそのきっかけになる

私が使っている家具・食器たち

私が使っている家具・食器たち
とある日の夕食風景(映えてないが)

家具はリビングにある大きいものを挙げると

  • ウォールナットのダイニングテーブル(一枚板)とチェア
  • ウォールナットのリビングテーブル(一枚板)
  • ウォールナットのレザーソファー

を使っています.

ウォールナットが並んでいますが,その見た目の高級感から,大きい家具をウォールナットで統一すると部屋がホテルライクになるのが気に入っています.

また,始めは少し紫を帯びた濃褐色から,時間の経過とともに明るく柔らかくなっていくので,最初は締まった印象の部屋がだんだんとまろやかになっていく変化も面白いです.

ちなみに,部屋の雰囲気に統一感を持たせるために,リビングテーブルの上においてあるティッシュボックスやリモコンホルダーもウォールナットを選んでいます.


食器は,以前はホームセンターでの既製品を買っていましたが,どうしてもテーブルの雰囲気と不釣り合いでチグハグ感じが出るので,最近はそれらを使うことは少なくなりました.

週末に出かけた時にインテリアショップで見つけた食器を少しずつ集めていて,お気に入りのお店は東京ミッドタウンにあるTIME & STYLE MIDTOWNで,シンプルかつ高級感を醸し出した食器類が多いので,ここで食器を揃えられたらと訪れる度に妄想しています.

他にも,ワイングラスは以前はツヴィーゼル(Zwiesel)を使っていて,それが割れてしまったのをきっかけに今はリーデル(Riedel)のグラスを使っていますが,薄はりのワイングラスで飲むとハウスワインでも十分に美味しく感じられます.

また,焼酎や日本酒を飲む酒器は能作というブランドの錫製品使っていて,錫は熱伝導がいいので,ロックは冷たく,熱燗は温かいまま楽しめます.

他に,錫にはイオン化効果で味をまろやかにする効果があるらしいですが,私にはそれを識別する舌は備わっていないみたいです.

あと,食事の写真はあまり撮りませんが,いい食器を使うと,やはり映えます.

いい家具・食器で食事を楽しむ効果

「いい家具,いい食器を揃えて食事の時間のクオリティを高めるのは投資」と書きましたが,家での食事の時間のクオリティが上がると外食,特にチェーン店で外食するモチベーションがなくなります

チェーン店やファミレスでの食事が好きな方がお気を悪くしたら申し訳ないのですが,家でいい家具と食器に囲まれながらゆっくりと食事を楽しめるのに,わざわざ騒がしいレストランで硬い椅子に座りながら食事をしようと思わなくなりますし,何よりそういう店ではマナーの悪いお客とのエンカウント率が高く,せっかくの食事が台無しになるので,外食する理由がないというのが本音です.

子どももチェーン店で外食したいとは全く言わなくなりました.

そして外食は原価率が低いので,それを抑える,というか自然に行きたくなくなれば貯蓄のサイクルが回り始めるので,そのきっかけとなるいい家具と食器は私にとっては投資と言えますし,しかも,自分が愛着を持っているものなので,効果は長く続きます,もしかしたら半永久的かもしれません.

また,わざわざ出かける必要もなくなるのでその分の時間を有効活用できるかもの節約にもなる点で,お金だけでなく人生で一番希少な時間という資源も節約できるのは嬉しいです.


なお,補足しておくと,私は外食全てに否定的なわけではなく

  • そのお店や建物の雰囲気を楽しむ
  • 食材の調達ができないなど,家では作れない料理を楽しむ

は自分や家族の思い出に残るので,頻度は高くないですがむしろポジティブに捉えています.

たとえば,とうふ屋うかいは家では作れない料理はもちろん,一般家庭ではまず再現不可能な建物や庭園の雰囲気も一緒に楽しめます.

もうだいぶ前に閉店しましたが,コンラッド東京にあったゴードン・ラムゼイで妻と一緒に食事をして,グラス一杯の水でも1,000円かかったというのは今でも話しのネタになります(料理,サービスはもちろん最高でした).


以上,いい家具と食器を揃えるのは投資だ,というお話でした.

私の場合は家具と食器でしたが,「これにお金をかけることで,その分他に回すお金を少なくできている」というのは人それぞれだと思います.

それが自分にとって意味があるお金の使い方だと納得しているなら,そこにかけるお金はケチらない方がいい,そう思います.


では,また.

Posted by Econ