今年に入って資産増加は負けなし8連勝!完全に円安効果【2023年8月】
2023年8月 資産額
8月も資産が伸びて資産額は過去最高を更新し,2023年初から約20%資産が成長しています.
結果だけを見れば資産が成長していて良さそうに見えますが,内容を掘り下げてみると諸手を挙げて喜ぶような状況ではありませんでした.
なぜならば,今回の資産成長は円安効果によるもので,私のメインを占める米国株をドル建てで見るとマイナスの銘柄がズラリだったからです.
実際,7月のドル円レートを適用した場合,8月の資産額は7月よりも減るという計算結果になりました.
上の棒グラフは私が保有している米国株とETFのドルで比較した8月騰落率ですが,プラスだったのはBND,ビザ(V),VWO,VXUS,ベライゾン(VZ)の5つだけで残りは全てマイナスでした.
円安効果で,円建てでみればプラスだった銘柄も多かったですが,ドル建てで見ると勝率は26%(=5/19)で,完全に負け越しでした.
グラフには載せていないのですが,ドル建て資産は7月から約2.5%のマイナスとなっていて,ドルでは減ってるけど円安効果で円では増えてるという状況,減収増益みたいでカッコ悪いです….
2023年8月 アセットアロケーション
先進国債券は今年の初めは3%未満だったのですが,8月には5.6%にまで育っていて,割合はまだまだ少ないですが,徐々にプレゼンスを高めてきました.
先進国債券が増えているのは
- BNDをドルコストで追加購入
- ドル配当は全てドル建てMMFへ換金
- 円安効果
の3つです.
まず,米国の政策金利は既に5.25%~5.5%に設定されていて,ここからさらに大幅に金利が上昇するケースは確率的に薄いだろうということで,債券ETFのBNDをドルコストで買っています.
また,政策金利の上昇に共連れしてドル建てMMFの利回りも高くなっていて,私が購入しているドル建てMMFの利回りは直近で税引前で4.8%を超えています.
ほぼ無リスクで5%近い利回りを確保できるのはかなり魅力的で,今年はドル配当を全てドル建てMMFに振り向けています.
米国の金利が低下してドル建てMMFの利回り魅力が薄れた時はドルに換金してVYMなどの高配当ETFに充てようかと思いますが,それまではしばらくドル建てMMFの積み上げは続きそうです.
そして,ドルで積み上がった債券が円安効果でさらに評価額が出ているという状態です.
ここ最近の円安でドルの積み立て購入がストップしていますが,これまで投資してきた分でコンスタントにドル入金がされるのは本当に助かっています.
2023年8月 投資状況
8月の投資額は13.1万円で,今年に入って一番少なかったです.
今年でジュニアNISAが終わるので,2人分のジュニアNISA枠160万円を使い切るためにドルコスト平均法で投資をしていますが,ここまで円安が進むと米国株へ投資するモチベーションが湧きません.
グラフを見てもわかるように,今年の前半は1ヶ月に約20万円を投資していましたが,7月は15万円,8月は13万円と6~7割にペースダウンしています.
累計投資額で見ても今年のスローペースは明らかで,去年は8月までに約300万円投資をしていましたが,今年は152万円とちょうど半分くらいです.
去年は9月以降も平均して月に36万円投資していましたが,今年はジュニアNISA枠の残りを考えても,月に15万円くらいの投資に抑える予定なので,今年の累計投資は去年の半分以下になるのは確実です.
投資の鈍化と聞くマイナスに聞こますが,来年から始まる新NISAに備えてできるだけ現金を積み上げなければいけないのに,思った以上に現金が増えないので,投資がスローダウンするのはそれで良しと思っています.
では,また.
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