米国株安は円安で行って来い【2023年2月】
2月の資産チェックです.
インフレ再燃懸念で2月の後半から米国株が続落してますが,私の資産はどうなったかレポートします.
資産額
前月比 | 年初比 | 前年同月比 |
---|---|---|
+1.5% | +2.1% | +11.5% |
米国株は下落したものの,円安が同時進行していたので,円建てでは資産はむしろ増え,総資産は先月から1.5%,この1年間で11.5%増加しました.
今年の資産増加目標は最低でも+10%なので,このペースを続けていければ今年の目標は達成できそうです.
まぁ,まだ今年は6分の1しか終わってないので先は長いですが.
投資状況
2月のドル建て投資は約800ドル,投資額1,000ドル未満は去年の10月以来,4ヶ月ぶりの低水準です.
また,1, 2月の合計で見ても,去年の同時期で比べた投資金額は半分以下で,今年は投資をかなり抑えています.
というのも,来年から始まる新NISAに備えて投資を抑えてキャッシュを積み上げるのが今年の方針なので,今年の投資はドルコスト平均でジュニアNISAの枠を使い切るだけに抑えるつもりです.
関連記事
アセット・アロケーション
現金 | 国内株 | 米国株 | 先進国株 | 新興国株 | 世界株 | 先進国債券 | 貴金属 | 仮想通貨 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年2月 | 15.0% | 7.0% | 51.9% | 2.2% | 0.1% | 11.7% | 1.9% | 9.5% | 0.5% |
対前月 | 0.9 | 0.1 | -1.1 | 0 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | -0.4 | -0.1 |
2月は楽天VTIを一部売却して利確したので,米国株のポーションが1.1ポイント減り,その分現金が増加しました.
別の記事でも少し書いたのですが,もはやコンセンサスになっている年後半の米国のリセッションに備えて,今年は米国株から少し距離を置くつもりで,今後もタイミングを見て少しずつ売却していくつもりです.
関連記事
売却で得たキャッシュはよほどの投資チャンスがない限りは来年に振り向けるので,今年は一時的に現金比率が20%を超えるかもしれません.
新NISAが始まってから好きなタイミングで好きなだけ投資をできるように弾を込めておきます.
ポートフォリオ
投資状況のとこで見たように,2月の投資金額は800ドルで,しかもそれをドルコスト平均で色々な銘柄に分散したので,ポートフォリオにはほとんど変化がありませんでした.
パフォーマンス
ドル建てパフォーマンス(先月比) | 円建てパフォーマンス(先月比) | |
---|---|---|
2023年2月 | 30.0%(-3.8 pt) | 61.6%(+3.2pt) |
株安のためにドル建てでは先月に比べてパフォーマンスが3.8ポイント悪化する一方で,先月に比べて10%弱の円安だったので,円建てではパフォーマンスが3.2ポイント改善しました.
ドルではマイナスだけど円だとプラス,減収増益みたいで素直には喜べないですね.
また,このグラフを載せるのは初めてですが,ドル建てと円建てでパフォーマンスが全然違うことが分かると思います.
これは,私が10年以上米国株投資を続けているためです.
円だけで資産を持っているのが資産運用の面で以下に不利か,これまで取ってきた自分のデータでそれがはっきりと分かるのは貴重です.
P&G(PG)やジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ),コカ・コーラ(KO)は10年選手ですが,これらを買った時のドル円は100円を切っていたので,今の為替レートで計算すると含み益がこれだけ違ってくるというわけです.
短期的には利回り差の縮小で円高に振れることもあるかもしれませんが,日本の国力を考えると,中長期で円高になると考えるのは無理ゲーだと思うので,ドル建てと円建てのパフォーマンスはこれからどんどん開くかもしれません.
では,また.
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません