楽天証券から投資信託を移管する4ステップ
楽天SPUの改悪は続くし,楽天経済圏もいつ崩壊するかもわからんなと思いはじめて,今年の初めに楽天証券での投資信託の積み立てをやめて,これまで積み立てた分もすべてSBI証券に移管しました.
ステップが多くて結局4ヶ月ほどの長い道のりだったので,同じように楽天証券から投資信託を移管している人の参考になればと思います.
- 1. 検討している投資信託が移管可能か移管先の証券会社に確認
- 2. 楽天証券での積立を解除
- 3. 楽天証券に書類を送付
- 4. 移管処理完了
- 5. キャッシュバック申請書類送付
- 6. キャッシュバック完了
以降SBI証券のキャッシュバックキャンペーン向け
移管先の証券会社に対象の投資信託が移管可能か確認
まず移管先の証券会社に連絡して,検討している投資信託が入庫可能か確認しましょう.
私はeMAXIS Slim S&P500と楽天VTIをSBI証券に移管しました.ともにメジャーな投資信託なので大丈夫だと思いましたが,念のためSBI証券のコールセンターに事前確認しました.
ここで入庫NGだった時は,他の証券会社をあたりましょう.
楽天証券での積立を解除
SPUのために楽天カードや楽天ポイントで投資信託の積み立て設定をしている場合は,楽天証券のマイページから解除します.
注意:ポイント積立もカード決済も毎月〆日があり,〆日を超えた申込は翌月解除になり,1か月処理が遅れます.
解除締切日の詳細スケジュールは楽天証券ホームページで確認できます.
(任意)今後の買付がないことを楽天証券に確認
〆日前に解除申込をしていれば大丈夫だと思いますが,念のため楽天証券に問い合わせて今後の買付がないことを確認するとベターです.
楽天証券に書類を送付
楽天証券のマイページから投信口座振替依頼書を印刷して,必要事項を記入して郵送します.
これはネット手続きはできず,郵送のみの受付です.
出庫手続き時に1銘柄あたり3,300円(税込)の手数料がかかるので,必要金額を預り金に入れておきます.
注意:手数料が引き落とされないとその後の手続が遅れたり,出庫依頼がキャンセルされます.また,スイープ機能も使えないので気をつけましょう.
移管処理完了
口座振替依頼書を郵送して出庫完了までに2週間から1ヶ月かかりますが,完了するとマイページで確認できます.
私の場合は年度末のためか特に混んでいた時期らしく,移管完了連絡が来るまでに1ヶ月以上かかりました.ここは気長に待ちましょう.
お疲れ様でした.
以上で楽天証券からの移管は完了です.
ここから先は,SBI証券の移管手数料キャッシュバックキャンペーンを使いたい人向けの説明です.
あと2ステップ,もうひと踏ん張りです!
SBI証券のキャッシュバックキャンペーン:書類送付
SBI証券のキャンペーンページからキャッシュバック申請書を印刷し,必要事項を記入して手数料の領収証を同封して郵送します.
補足:楽天証券では領収証が発行されませんが,出庫完了通知メールに氏名,金額,対象投資信託,が記載されているので,これを同封すれば処理してくれました.
ステップ3と同じく,これもネット手続きはできず郵送のみです.
キャッシュバック完了
不備がなければ,1ヶ月から3ヶ月(申請書を送るタイミングでだいぶ変わります)でキャッシュバック完了です.
SBI証券からはキャッシュバック申請受付の連絡は来ないので,時期を過ぎてもキャッシュバックされない時は問い合わせが必要です.
以上です.
混み合う時期で出庫に時間がかかったのと,キャッシュバック申請を送ったタイミングが悪かったようで,キャッシュバックまでに4ヶ月以上かかりましたが,早ければ2ヶ月程度で全て完了です.
キャッシュバックキャンペーンは今は恒久扱いですが,今後さらに流れ込んでくると状況は変わるかもしれないので,検討している方は早めのアクションがいいと思います.
では,また.
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません