2020年前半の投資を振り返る
2020年ももうすぐ半年が終わります.
2020年前半は投資家にとって激動の半年でした.
当初はオリンピック特需で好景気が期待されていましたが,コロナウィルスで状況は180度ひっくり返りました.
また,在宅勤務が一般化したり,インターネットを活用してのコミュニケーションが一般化することでパラダイムシフトが起こりました.
2020年後半もアメリカ大統領など大きなイベントがあり市場は荒れそうですが,良い区切りなのでこの半年で運用状況がどう変わったか振り返ってみます.
資産額の変化
コロナウィルスの感染拡大が騒がれた2月から資産を減らし,3月末が底でした.
3月末の状況は右も左も世紀末的雰囲気で,SNSも阿鼻叫喚でしたが,私はこの状況下でも株を売りませんでしたし,むしろ株を買いすぎないように自制していたくらいです.
「手元資金は潤沢にあるしもっと買いたい.いや,今月は購入限度額を超えてるからアカン」としょっちゅう自問自答してました.
世間ではリーマンショック級の下げ相場と言われていましたが,このレベルの下げでも私は心穏でいられると分かったことは非常に大きな経験でした.
その後,4, 5月と相場が回復してきて,それに伴い私の総資産もだいぶ回復してきましたが,同時に投資をする機会も少しずつ減っていていいやら悪いやら.
アセットアロケーション
現金比率が31%→26%,国内株式が11%→8%と減り,それがそのまま米国株に流れています.
この半年,毎日ドル転し,スポットで円高になれば追加ドル転して米国株購入してました.
また,私は日本株はもう見限っていて日本株からは順次撤退を決めていますが,4月には8年間保有していた三井物産を売却し,それもドル購入資金に充てています.
そんなんで米国株比率が上がってますが,あまり急激に増やすのもバランス上よくないので,どんなに多くても今年の米国株比率は55%以内に抑えたいと思っています.
セクターポートフォリオ
遅ればせながらですが,今年に入ってDIS, MSFT, VGTとITセクターへ多く投資を始めました.
特にMSFTとVGTは成長が速く,今ではITセクターがポートフォリオの10%を占めるまでに育ってます(育つのっも早いが枯れるのも早い,とならないことを望みます…).
2019年はConsumer staples (生活必需品)に偏っていましたが,少しずつセクターごとのバランスが取れてきました.
今は新しい銘柄への投資はあまり考えていないので,追加投資で既存銘柄のバランスを取っていきます.
2020年後半の動き方
やることはこれまでと変わりません.
- 生活防衛資金は既に確保済みなので,貯蓄は全て投資に回す
- 毎日ドル転 → 米国株へ投資
- スポットで金やスイスフランなど守りの資産も購入
キーワードはバランスです.
最近は市場のボラティリティが激しいので,それに乗じてバイアスのかかったポジションを取りたくなります.しかし,急激にこれまでの状況を変えると,バランスを崩します.
そうなると色々と不安も出てきて狼狽売りをしてしまうなんてことも起こるかもしれません.
投資も細く長く行きたいと思っています.
それでは,また.
最後まで読んで下さりありがとうございます.
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