家計簿を英語でつける時の項目はこれでOK
マネー関連の英語に対する知識をつけるために,英語で家計簿をつけてみたいという人がいるかもしれません.
私は米国公認会計士(USCPA)試験に合格していて英語会計に対するアレルギーがないのと,投資やマネーに関連する情報を英語メディアで取りに行くことも多く,普段から英語に慣れておきたいので,かれこれ10年以上英語で家計簿をつけています.
この記事では英語家計簿にチャレンジしたいけど,どんな項目を設定したらいいかわからないという言う人に向けて,私が英語家計簿で設定している項目を紹介します.
この記事が,英語家計簿を始めるのに役に立てば幸いです.
英語家計簿の大項目(カテゴリー)
私は家計簿を上のようなP/Lのストラクチャーで管理していて,それぞれの大項目について簡単に説明すると次のようになります.
- Monthly Salary(収入):毎月の給与
- Deduction(控除):社会保険料や税金
- Net Salary(手取収入):収入マイナス控除
- Fixed Expense(固定費):家賃,保険など
- Disposable Income(可処分所得):手取り収入マイナス固定費
- Variable Expense(変動費):食費,日用品,娯楽費など
- Sub Income(副収入):配当,売却益,副業収入など
- Investing Cost(投資コスト):配当や売却益にかかる税金,売買手数料
- Extraordinary Income(臨時収入):ボーナスなどの臨時収入
- Extraordinary Expense(臨時支出):旅行,家具・家電などの臨時支出
- Monthly Balance(月次収支):総収入マイナス総支出.その月のお金の増減
この大項目の中に,それぞれ小項目を設定していて,次の見出しでそれを説明します.
英語家計簿の小項目(費目)
大項目の中にどんな小項目があるか,大項目ごとに紹介します.
Monthly Salary(収入)
- Basic Salary(基本給):基本給
- Allowances(手当):時間外手当,家族手当などの各種手当
Deduction(控除)
- Health Insurance(健康保険)
- Pension(厚生年金)
- Employment Insurance(雇用保険)
- Income Tax(所得税)
- Resident Tax(住民税)
- Nursing Insurance(介護保険)
私はまだ30代なので介護保険は徴収されていないので,Nursing Insuranceは家計簿の項目として設定していません.
Fixed Expense(固定費)
- Rent(家賃)
- Mortgage(住宅ローン)
- Parking(駐車場)
- Life Insurance(生命保険)
- Car Insurance(自動車保険)
- Provider(プロバイダー)
- Education(教育費)
教育費をEducationで一括りにしましたが,ピアノ,塾,スイミング等,子どもの習い事ごとに個別に費目を設定すれば習い事ごとの支出を管理することができます.
実際,私も習い事ごとの支出を把握したいので,それぞれの費目を設定しています.
Variable Expense(変動費)
変動費は世帯ごとに必要な項目がかなり変わってくるカテゴリーですが,私が使用している費目を参考に紹介します.
たとえば,私はマイカーを持っているのでガソリン代を設定していますが,マイカーを持っていなければガソリン代はいりませんね.
それぞれの世帯ごとに必要な費目を設定してください.
- Electricity(電気代)
- Gas(ガス代)
- Water(水道代)
- Phone(電話・スマホ代)
- Study(自己啓発費)
- Food(食費)
- Transportation(交通費)
- Gasoline(ガソリン代)
- Daily Necessities(日用品)
- Leisure(娯楽費)
- Social Expenses(交際費)
- Medical(医療費)
- Clothes(被服費)
Sub Income(副収入)
- Dividend(配当)
- Interest(受取利子)
- Capital Gain(売却益)
- Rental Income(家賃収入)
- Coupon(ポイント):各種ポイント(ex. 楽天ポイント)
ここでは利子としてinterestを紹介しましたが,金額はそこまで大きくない場合がほとんどだと思うので,income gainとして配当とまとめてしまってもいいかもしれません.
投資コスト
- Income gain tax(配当にかかる税金)
- Capital gain tax(譲渡益にかかる税金)
- Investing fees(投資手数料):株式購入手数料など
臨時所得・支出
- Bonus(ボーナス)
- Extraordinary Income(臨時収入)
- Extraordinary Expense (臨時支出)
Extraordinaryは馴染みが薄い英単語だと思いますが,英語の損益計算書の特別利益・特別損失がそれぞれExtraordinary Income/Lossなので,それを使っています.
とはいえ,普段の英語ではあまり使わない単語なのでirregularなど,もう少し馴染みのある単語に変えてもいいかもしれません.
英語で家計簿をつけるメリット
英語で家計簿をつけると言っても,項目を英語に変えるくらいで難しいことはありません.
英語で家計簿をつけると,マネーに関連する英語に接する機会が増えます.
そうなると海外のメディアでマネーや投資の情報を得る時にも馴染みのある単語が増えて,インプットに苦労しなくなります.
英語の情報量は日本語に比べて圧倒的に多いので,英語で情報が仕入れられるというのは大きなアドバンテージになります.
では,また.
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