人生を充実させるために考える4つのこと
充実した毎日を送りたい,とは誰もが考えることですが,いざ,そのためにどうすべきか,と考えると何をすればいいかわからなくなってしまいます.
そういう時,私は自分の行動を
- 増やす
- 減らす
- 始める
- やめる
の4つで考えることにしています.
アクション4象限
増やす
今行っているアクションで,自分や他の人のためになっているものがあれば,そのような行動はどんどん増やすようにします.
また,今は実を結んでいなくても,将来大きなリターンとなって返ってくることが期待できるなら,それも増やすアクションです.
このようなアクションを多く取れば取るほど,人生は充実していきます.
減らす
自分にも他の人にもリターンをもたらさないアクションや,無駄だとわかっているんだけどつい…みたいなアクションは減らします.
このようなアクションはゼロにするのが理想ですが,聖人君子でもない限りそんなことは不可能ですので,まずは減らすところから始めます.
減らすことに慣れてきて,なくしても支障がなさそうであれば,ゆくゆくはそのアクションをなくすことも考えます.
始める
これまでやってこなかったけど,自分がやってみたかったこと,他の人のためになりそうなアクションを始めます.
新しい趣味を始めて新しい出会いで人生が変わるかもしれませんし,呼吸法や姿勢を意識する,という小さなものでも積み重なれば時間とともに大きな違いとして出てきます.
やめる
もし今の自分が他の人に迷惑をかけるような行動をしていたら,それはすぐにやめるべきです.
また,減らすのとこでも書いたように,害にはなっていなくても身にならない行動があれば,それらを段階的に減らしていき,最終的にはやめるところまで持っていくようにして,空いた時間を有意義な時間に使えるようにします.
私のアクション4象限
下の図は,最近の私のアクション4象限です.
増やす
まずは英語の多読・多聴です.
大量のインプットなくして英語の技術向上なし,は誰もが認めるところだと思います.
英語の情報量は日本語の10倍以上と言われており,英語で情報にアクセスできれば,圧倒的な量の情報により早く知ることができ,さらには,情報が多ければそれだけ高品質な情報を見つけられる可能性も増えるわけです.
情報・データがますます重要になる世界では,英語ができるのはもはやアドバンテージでもなんでもなく,入場券を持っているレベルでしょう.
2つ目はコーディングです.
私は本職プログラマーではありませんが,主にPythonでコードを書いて仕事では業務改善,日常では家計管理や資産運用でのツールを作ってきました.
これからもっと便利なツールを作っていくために,コーディングを続けて腕を磨いていきます.
減らす
平日は朝食断食生活を始めました.
朝食を取らないといいスタートがきれないとか,朝食を取らないと太るとか,朝食をしっかり取ることが健康に大事だと言う医者もいますが,その一方,数年前にとても還暦には見えないと話題になった南雲医師のように,朝食は取らない方がいいという医者もいます.
起きてからお昼ごろまでは,人間の身体は体内に溜まった疲労物質や毒素,老廃物等の不要な物を排泄するサイクルになり,朝食の時間は栄養補給をするサイクルではないので,胃や腸などの消化器官は寝ている状態で,この時間に食べると消化不良をおこしやすくなるという医者もいます.
実際,一日三食になったのは人類の歴史ではここ百年ちょっとの新しい出来事で,それまでは一日一食 or 二食です.
それでも当時の人々は十分に生活できていました,いや,機械やコンピューターがないことを考えるとむしろ今以上に精力的に動いていたはずです.
野生の動物だって,一日決まった回数を食事するなんてことはせず,お腹が空いた時に食べても十分に生きています.
このように専門家の間でも賛否が分かれる朝食ですが,私は朝食を抜いても全然体調は悪くなりませんでした.
むしろ
- 特に午前中,頭がスッキリする
- 胃が小さくなったのか,食べる量が減った
- 摂取カロリーが減るので,当然やせる
と多くのメリットを感じています.
朝食を減らすと同時に,間食も減らしました.
カロリーだけで栄養のない間食は百害あって一利なしなので減らそうと決めました.
本当はやめられればベストですが,さすがに全くお菓子やデザートを食べないというのも無理な話なので,どうしても食べたくなったときは食べますが,それでも間食の頻度はかなり減り,一回も間食をしない週も珍しくありません.
また,お菓子もジャンクフードではなく,小魚やナッツなど栄養のあるものを積極的に食べるようにしたり,コーヒーと一緒にチョコが食べたくなっても,砂糖メインのではなく,カカオメインのチョコを選ぶようにしています.
始める
風呂上がりに冷水シャワーを浴びるようになりました.
少し前に流行ったアイス・バケツ・チャレンジならぬ,アイス・シャワー・チャレンジを自分にバトンタッチし続けています.
やり方は,心臓から遠い足や手から始めて,最後は全身に冷たいシャワーをかけます.
最初の数日は冷たさから心臓発作起こすんじゃないかと思いましたが,少しずつ身体が慣れてきました(それでも,真冬はやらない方が無難です).
冷水シャワーは体内の血管を収縮させますが,その結果,身体を温かい状態に保とうと血液の流れが促進されます.
血液の循環がよくなることは代謝の向上だけでなく,心臓血管のよりよい健康につながるため,心臓を健康でいい状態に保てるというメリットがあります.
実際,冷水シャワーを浴びた後は身体がポカポカしています.
また,その効果かはわかりませんが,寝付きがよくなったのもいい効果です.
2つ目に始めたのがピアノです.
子どもの頃,ピアノを習っており(レッスン前の30分しか練習しないダメダメな生徒でしたが…),また最近は在宅勤務がメインになって通勤の時間がなくなり,少し時間に余裕が出たので新しい趣味としてピアノでもやろうかと思ったのがきっかけです.
ピアノを買うと数十万円かかりますが,子どもが習い事でアップライトピアノを使っているので初期投資はゼロ円です.
また,ダメダメな生徒でしたが楽譜を読んだり初歩的な演奏はできるので,レッスンに通う必要もないので,かかるコストは楽譜代くらいです.
まだ始めて数ヶ月,ハノンで運指練習をしてから曲の練習,というスタイルですが,ショパンの子犬のワルツくらいまでは弾けるようになりました.
音楽は年をとっても楽しめる趣味なので,ランニングとともに一生の趣味にしたいと思います.
やめる
まずはSNS, 特にTwitterです.
理由の一つが情報の質が非常に低いためで,誤解を恐れず言えば,Twitterは駄文の洪水だと思います.
さすがに「~なう」「~わず」「~うぃる」などのツイートは絶滅したようですが,どこの誰かもわからないポエムみたいなツイートを見ても何もいいことがありません.
有益でないだけならまだいいですが,誹謗中傷やマウンティングのツイートもまだまだ溢れていて,こういうツイートは見ていて不快になるだけなので,Twitterで情報発信はしても,Twitterで情報を取りに行くということはやめ,Twitterからは距離を置くことにしました.
次がテレビです,テレビは本当に全く観なくなり,一秒もテレビを観ない週というのもザラです.
大人の事情で忖度やヤラセだらけの番組ばかりで全然面白くなく,つまらないだけならまだしもメディアの偏向報道を真に受けていると,本当に大事なものが見えなくなります.
私はテレビはYouTubeの再生やSwitchをやる時,映画をブルーレイやDVDで見るときくらいにしか使いません.
今のテレビが壊れたら買い換えず,プロジェクターとスクリーンに置き換えるつもりです.
まとめ
如何でしたでしょうか.
充実した毎日を送るためにどうしたらいいか,だと問題が大きく漠然としていて何をしたらいいかわからなくなりがちですが,日々の行動を増やす,減らす,始める,なくす にわけて考えるとだいぶ考えが整理されて自分がやるべきこと,やめるべきことが見えてきます.
この記事の内容が役立ち,毎日が少しでも充実したものになれば幸いです.
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