お金持ちになりたいのではなく,自立した人生を送りたい
純資産を伸ばすのは私の大事なテーマです.
でも,お金持ちになって港区のタワマンに住んで毎日夜景を見ながらワインを飲みたいとか,高級外車を乗り回したいとか,そういう思いは全くありません.
本当に皆無です.
それよりも,純粋に自立した人生を送りたい,そう思っています.
借金に対する考え
最初に断っておきますが,私は借金(ローン)そのものを否定しません.
ローンを組んで家や車を買ってその人が金額以上の満足を得られるのであればそれは意味のあることだと思います.
なので,これから書くことはあくまで私の個人的な考えです.
私はローンが嫌いのは,ローンは自立した人生の足かせになるからです.
ローンで家や車を買っても,ローン完済まではそれは自分のものではなく銀行のものです.
また,ローンを負っている限り行動に制約が出て,しかも住宅ローンの場合はそれが何十年と続きます.
たとえば,転職したいのにローン返済のために今の会社で働き続けなければいけないとか,挑戦したいことがあるけどローンがあるので,失敗のリスクを考えると踏み出せない,というケースはよく聞きます.
ローンを負っている限り銀行に首根っこ掴まれているようなもので,そんなのは私の目指す自立した人生とはとても言えません.
私と借金
そんな私も借金を負っていた時期があります.
大学卒業直後の奨学金です.
社会人としてスタートを切った時から借金を背負うのは,お金の面で確実に同期より遅れを取り,当時の私には心理的にかなり負担で,正直言って卑屈に感じることもありました.
あの時の気持ち悪さというか胸のつかえは生涯忘れることはないですし,そして何よりあの感情は二度と経験したくありません.
しかし,今ではあの経験に感謝しています.
なぜなら,あの経験があったからこそお金に対する感度が高まり,学生時代からマネーリテラシー向上に向けて色々と勉強してきましたし,あの経験があったからこそ,二度と借金をしないというのが私の信条になりました.
もし奨学金を借りていなかったら,マネーリテラシーは今よりも低かったと思います.
因みに,借金を負っているという感覚が我慢できなかったので,奨学金は社会人一年目で速攻完済しました.
幸福感とお金
よく言われるように,お金があっても幸せとは限りません.
確かにお金で幸せは買えませんが,お金があれば人生における裁量が増します.
食べたいものを食べる,行きたいとこに旅行する,読みたい本を読む,新しい趣味を始める,お金があれば制約が少なくなり,そして,幸福感は自分が人生における決定権をどれだけ持っていると感じるかによって決まるので,お金はあるに越したことはありません.
また,お金で幸せは買えませんが,お金で不幸を避けることはできます.
自立した人生を送るため,今日も純資産を積み上げる.
それでは,また.
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