今年の米国株投資結果 ポートフォリオの分散に成功!
今年のNISA枠も無事使い切り,よほど大きな調整がない限り,今年の投資は終えようと思っています.
今年の初めに書いたように,今年の米国株投資の課題は新しい銘柄に投資をしてポートフォリオを分散させる,でした.
https://econ-blog.com/post-1435/
この記事で結果がどうだったか見ていきます.
銘柄も公開していますので,米国株投資をしている人の参考になれば幸いです.
この一年間での米国株ポートフォリオの変化
下の円グラフは去年の年末と今の米国株ポートフォリオです.
去年の年末では個別銘柄 4,ETF 1でしたが,それが今年は個別銘柄 7,ETF2となりました.
具体的には,今年新規で投資をしたのは,ジョンソン・エンド・ジョンソン (JNJ), 3M (MMM), ベライゾン (VZ), ユニリーバ (UL), VTIで,このうちJNJ以外が新規投資でした.
グラフを見ても,だいぶ分散投資が進みました.
私は,ポートフォリオの中で一つの銘柄が25%を超えないようにする,というルールを設定していますが,去年は銘柄数が少なかったこともあってプロクター・アンド・ギャンブル (PG)が30%以上を占めていましたが,それを25%にまで下げることが出来ました.
ちなみにぴったり25%に着地しているのは偶然です,当然狙ってできるわけではないです(笑)
2020年はどんなポートフォリオを目指すか
さらに分散投資を進め,具体的には10銘柄くらいまで保有銘柄を増やしたいです.
分散投資は進めますが,四半期決算のチェックやアニュアルレポートの読み込みなど,ジム・クレイマーの言うhomeworkを考えると,保有銘柄の数は10くらいがいっぱいかと思うので,これ以上は手を広げないようにしたいと思います.
現在,2, 3ほど欲しい銘柄があるのですが,それが最高値更新をしていてどうしても食指が動かないので,調整が入った時にそれらを買って10銘柄に近づけることができればベストですが,調整が来るかはわからないので,狙っている銘柄の分析をして自分の基準株価を持ち,それを下回ったら買いを入れていきたいと思います.
セクターポートフォリオとは
米国株にはセクターポートフォリ(業種ポートフォリオ)という考えがあります.
上の円グラフのように11のセクターに分け,セクターの点からできるだけ均等に投資をするのが理想です.
個別銘柄で分散できていても,セクターが偏っていたら,それは理想の分散投資になっていません.
というのも,同じセクターにある企業は景気サイクルの影響を同じように受けるので,景気サイクルでの株価変動で同じ動きを取りやすく,株価の変動を分散化することができません.
例えば,ゴールドマン・サックス,JPモルガン,ウェルズ・ファーゴ,シティバンクに分散しても,銘柄は全て金融セクターなので,セクターの観点からは全く分散できておらず,不況期にはこれらの銘柄は揃って下げることが多いです.
それを防ぐために,不況期にも強いコカ・コーラやプロクター・アンド・ギャンブルなどのディフェンシブ株を一緒に持っておくことで,ポートフォリオの価格変動リスクを小さくするというのがセクターポートフォリオの考え方です.
まあ,逆に自分の景気サイクルの読みに自信があればセクターに集中するという戦略もありだと思いますが,細く長く市場に参加し続けるというのが私のモットーのため,私はそのような戦略は取りません.
この一年間でのセクターポートフォリオの変化
去年は3セクターにしか投資できていなかったものが,5セクターに分散できました.
しかし,相変わらず生活必需品セクター (consumer staples)が半分近くを占めていて偏っています.
なので,来年は新しいセクターに投資をして生活必需品セクターを下げることが課題で,7セクターくらいに分散したいです.
今,投資を考えている銘柄は全て新しいセクターなので,これらに投資できればセクターポートフォリオが分散出来ます.
私は気をつけていないとどうしても生活必需品セクターに吸い寄せられてしまうので,来年はその誘惑を振り切りたいと思います.
まとめ
今年一年でだいぶ分散投資を進めることが出来ましたが,まだ道半ばです.
来年,分散投資をある程度完成させ,2021年以降はそれらの銘柄に追加投資をしてポートフォリオのバランスを取っていく,というのが今描いているストーリーです.
経済的自由をイメージしながら,来年も投資生活を楽しんでいきますので,よろしくお願いします!
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