資産額は過去最高を更新,米国株の持ち高調整も順調【2023年3月】

資産形成の記録

2023年4月1日資産資産状況

3月の資産チェックです.

3月はSVBの破綻に端を発した米国金融不安が騒がれましたが私の資産はどうなっているか見ていきます.

資産額

前月比年初比前年同月比
+1.4%+3.6%+6.4%

先月,年初来,昨年3月とどれと比べてもプラスとなり,資産額は過去最高を更新しました.

今年の目標額へはまだ5合目ですが,年のはじめにはこの目標額は無理かもしれない…と思っていたものが霧の向こうにかすかに見えてきた気がします.

アセット・アロケーション

現金国内株米国株先進国株新興国株世界株先進国債券貴金属仮想通貨
2023年3月16.8%7.1%49.9%2.2%0.2%11.7%1.9%9.9%0.6%
対前月1.80-2.000.100 0.40.1
対前月比の単位は%ポイント

2月に引き続いて3月も楽天VTIの一部を売却して利益確定したので,米国株が減り,現金比率が増加しました.

今年の頭から米国株の比率は3ポイント以上減り,とうとう50%を切りました.

米国株の比率が50%を切ったのは2021年10月以来,1年5ヶ月ぶりで,米国株の持ち高調整は順調に進んでいます.

年後半に米国経済がリセッションするのはコンセンサスですし,SVBの件で米国経済のきな臭いトピックが多く出ているので,今年は米国株への投資はかなり抑えているので,株価の上下で米国株比率が50%を上回る月もあると思いますが,基本的には米国株のポーションを減らしていき,今年中に45%以下を目指します.

また,SVB破綻の金融不安から安全資産の金が買われ,円建てでもとうとう9,000円/グラム超え,また金だけでなく銀も先月に比べてプラス10%と伸びたので貴金属のポーションが増えました.

金は安値で買った時の既に2倍以上になっていますが,売るつもりは全くありません.

ロバート・キヨサキ氏も金・銀をGod Moneyと言っていますが,貨幣と違って金・銀・プラチナの貴金属類は供給に上限があるので,価値保有機能が強く働くので,引き続き守りの資産として持ち続けます.

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投資状況

3月のドル建て投資は1,230ドル,2022年と比べるとこの3ヶ月はかなり投資を抑え気味にしていて,3月までの累計投資額は2022年の半分以下です.

今年はキャッシュの積み上げと米国株ポーションの調整が課題なので,よほどのチャンスが来ない限りは投資は低空飛行で推移していくはずです.

ポートフォリオ

僅かずつですが,米国株以外のVXUSとVWOが育ってきていて,この2つを合わせたポーションは0.6%になりました.

焦って増やすつもりは全く無いので,今のペースを守りながら,今年中に合わせて3%くらいのポーションになればと思っています.

少なくとも,グラフでしっかりと識別できるくらいのポーションには育ってほしいと思っています(笑)

パフォーマンス

ドル建てパフォーマンス(先月比)円建てパフォーマンス(先月比)
2023年3月34.4%(+3.1 pt)62.9%(+0.3 pt)

パフォーマンスはドル建て,円建てのどちらでも改善しました.

今月は円高に振れたために円建てでのパフォーマンスが低くなっています.

私の総資産の半分以上はドルなので,円高は短期的には総資産の圧力というネガティブなインパクトをもたらしますが,ドル調達コストが下がって,将来のリターン改善という長期的なメリットがあるので大歓迎です.

ドルの利上げもそろそろ天井が見えてきて,逆に日本はもはや金利の下限に張り付いていて後は上げる方向しかないため,構造的にも円高傾向が続きやすいという見立てです.

今はドル積立の閾値を135円に設定していますが,120円台が定着したら130円に切り上げて,ドル調達コストをさらに圧縮するつもりです.


では,また.

Posted by Econ