家計のビルトイン・スタビライザー,家計簿で安定的な貯蓄体質!【2023年12月】

家計家計状況

2024年最初の投稿です.

「明けましておめでとうございます」と言うのが憚られる位,新年早々辛い出来事が立て続けに起こっていますが,自分にできることを粛々とやっていきたいと思います.

2024年の最初の投稿は12月の家計振り返り,1年間の締めなので2023年の年間家計も振り返ります.

2024年の家計強靭化のために,去年の良かったところは継続し,改善点はそれを反映する,過去の家計データは最高の材料です.

この記事のトピック

2023年12月

  • ほぼ予算内に支出をマネージし,貯蓄率は44.5%
  • 支出割合は,固定費:変動費:臨時支出 = 1 : 1 : 1 臨時支出が多いのが課題

2023年トータル

  • 年間貯蓄率は27.2% 車検,賃貸更新がある中で前の年を上回って結果は上々
  • 支出割合は,年間でもほぼ固定費:変動費:臨時支出 = 1 : 1 : 1
  • 2024年は臨時支出の割合を減らして,その分を貯蓄に回す計画

貯蓄率 2023年12月

2023年 総収入に対する貯蓄率

12月の貯蓄率は44.5%で大幅な黒字達成です.

  • 残っていたふるさと納税を使い切り
  • クリスマス・年末年始の準備費用

などで臨時支出がかさみましたが,配当がそれをカバーして十分な貯蓄を確保,新NISAが始まる前に軍資金をさらに積み上げることができました.

2024年は積み上げた貯蓄をドルコストで投資していく計画ですが,毎月の家計をマネージして貯蓄が減るスピードを極小化していくのがミッションになります.

家計マネジメント

費目ごとの予算比較 2023年12月(100%以上だと予算オーバー)
  • 娯楽費 +72%, 交通費 +30% で予算を大きくオーバー
  • ガソリン,日用品費がそれぞれ約+10%で予算を少しオーバー
  • その他は予算以内に抑え,トータルで行って来いとなり,ほぼ予算通り

でした.

12月はクリスマスや年末年始の準備で外出が多くなり,その際にどうしても財布の紐が緩みがち,結果として娯楽費は大きく予算オーバーでした.

しかし,振り返るとそんなに無駄な買い物をしたわけではないので,これは予算設定が間違っていたかもしれません.

12月の娯楽費は少し厚めに確保する,これは2024年以降反映していきます.

また,交通費とガソリンも帰省を見越していつもの月以上に厚めに確保しましたが予算オーバー,こちらも予算設定にもう少し余裕が必要だったかなと反省しています.

2023年12月 支出内訳

12月は固定費・変動・臨時支出がほぼ3等分され,グラフの形はきれいですが,臨時支出が多いのは問題で,

固定費:変動費:臨時支出 = 2 : 2 : 1

が理想の支出構成なので,この形を安定的に作り出せるように家計をマネージしていきたいです.

2023年家計の振り返り

ここからは2023年の家計を,過去の年とも比較して振り返ります,まずは貯蓄率です.

年間貯蓄率

年間貯蓄率は前の年よりも改善,我が家は奇数年に車検と賃貸の更新がヘビーなのですが,その中での貯蓄改善はいい結果です.

家計簿をつけていると現時点の年次貯蓄率をいつでもチェックできるようになりますが,これが貯蓄率をキープするのに効果バツグンです.

というのも,貯蓄率が目標通りに進んでいればモチベーションアップになり,逆に下回っていれば「このままではマズい」と支出を意識的に抑えるようになり,家計簿はまさに家計のビルトイン・スタビライザーとして機能していて,そのおかげで貯蓄率は安定的に25%をキープできるようになりました.

支出カテゴリー比較

上のグラフは固定費,変動費,臨時支出の支出割合を年ごとに見たものです.

12月はほぼ3等分だったと上に書きましたが,年単位でも2023年はほぼ3等分でバランスのいい支出でした.

しかし,固定費や変動費と同じ割合で臨時支出に費やしていたらもはや臨時支出と言えないので,ここはもっと減らす必要があると思っています.

2024年の臨時支出計画を2023年の実績と比べると

  • 増加要因:海外旅行
  • 減少要因:車検なし,賃貸更新なし,耐久消費財の買い物予定なし

海外旅行で旅行費用は増えますが,車検と賃貸更新がなく,2023年はソファーと太陽光発電システムという大きな耐久消費財を買ったので,トータルでは臨時支出は減る計画です.

理想は固定費:変動費:臨時支出 = 2 : 2 : 1 で,過去を見ると2020年がそれに一番近く,貯蓄率と照らし合わせてもこの年の貯蓄率は35%で過去一の結果でした.

2024年は固定費:変動費:臨時支出 = 2 : 2 : 1を意識し,少しでも多く貯蓄に回してNISAの原資にする計画です.


それでは,今年もよろしくお願いします.
では,また

Posted by Econ