100万円修行はOliveではなく,あえて三井住友カード ゴールド(NL)で
この記事は2023年8月25日にリライトしました.
この度,遅ればせながら三井住友カード ゴールド(NL)を申し込み,いわゆる100万円修行の旅に出ました.
三井住友カード ゴールド(NL)はOliveフレキシブルペイ ゴールドと比較され,Oliveゴールドが上位互換なので基本的にはOliveゴールド一択という意見が多数派ですが,私は自分の状況を鑑みてあえてOliveゴールドをやめて三井住友カードゴールド(NL)にしました.
同じような考えや状況で,あえてOliveゴールドではなく三井住友カードゴールド(NL)という人もいると思うので考え方の参考になれば幸いです.
- Oliveの目玉のVポイントアッププログラムをそもそも使わないから
- Oliveのために銀行口座を増やしたくないから
- マスターカードブランドが選べず,コストコでの支払いができないから
- 家族カードがないから
また,5ヶ月経過時点の中間レポート記事も参考になれば幸いです.
三井住友カード ゴールド(NL)を持つ目的
そもそもなぜ私が三井住友カード ゴールド(NL)を持とうと思ったのか,それは
- SBI証券でのクレカ積立のポイントを得るため
- 楽天カードの改悪に備えたバックアップ
の2つです.
SBI証券でのクレカ積立のポイントを得るため
SBI証券でのクレカ積立で三井住友カード ゴールド(NL)を使えば最大で年間60万円の積立に1%,6,000Vポイントがつくのでこれを狙いにいきます.
今年は
- 2023年のNISA枠はキャリーオーバー済み
- 来年の新NISAに備えて特定口座での投資は一休み
しているのですが,来年は60万円の枠を軽く使い倒す予定なので今年から仕込んで置こうと思った次第です.
楽天カードの改悪に備えたバックアップ
2つめは,楽天カードのバックアップとして持っておくのもいいかと思ったためです.
今は楽天カードをメインに使っていますが,楽天モバイル事業の失敗でいつまた改悪されるかもわかりませんし,最悪の場合は楽天経済圏の崩壊というケースに備えておくのも必要かと思いました.
あえてOliveフレキシブルペイ ゴールドにしなかった理由
理由は次の4つです.
- そもそもVポイントアッププログラムを使うことがない
- 銀行口座を増やしたくない
- マスターカードブランドが選べない
- 家族カードがない
そもそもVポイントアッププログラムを使わない
Oliveフレキシブルペイ ゴールド一択と言われる一番の理由はVポイントアッププログラムで,対象の店でOliveフレキシブルペイ ゴールドを使えば最大15%のポイントが付与されるというものです.
15%のポイントと聞くと魅力的ですが,対象となるのは全てコンビニや外食チェーンで,私はこうした店ではリアルに一年間に1,000円もお金を使いません.
なので,Oliveフレキシブルペイ ゴールドを持つ意味がほとんどありませんし,Vポイントアッププログラムの恩恵を受けるためにこうした店で買物をしようとも思いません.
おそらく案件のポジショントークでしょうが,節約系Youtuberと言われる人が「15%ポイントアップはマジでお得です!」と言っている動画を以前見ましたが,「いやいや,節約系ならコンビニや外食チェーンなんて最も避けるべきところやろ!」とツッコんでました.
こういう情報を鵜呑みにして「お得だから申し込まないと損!」と反応する前に,本当に自分に必要なのか立ち止まって考える習慣はとても大事です.
銀行口座を増やしたくない
Oliveの引き落とし口座は三井住友銀行のみですが,私は三井住友銀行の口座を持っていません.
そのため,Oliveを使うためには三井住友銀行の口座を開設しなければいけないのですが,口座の数は極力増やしたくないので却下です.
Vポイントアッププログラムには選べる特典というのがあって,これで月に数百ポイントもらえるようですが,銀行口座が増えるコストを考えると月に数百ポイントの価値はないというのが正直なところです.
マスターカードブランドが選べない
三井住友カード ゴールド(NL)はビザとマスターカードから選べますが,Oliveフレキシブルペイ ゴールドはビザのみです.
我が家はコストコで年間15万円ほど使うのですが,コストコではマスターカードしか使えません.
マスターカードが使えれば100万円修行がだいぶ楽になるので,この点でも三井住友カード ゴールド(NL)に軍配が上がります.
家族カードが作れない
100万円修行は家族カードの支払い分も対象になるので,少しでも足しになればと思っていますが,これはあまり大きな要因ではないです.
以上,あえて三井住友カード ゴールド(NL)を選んだ理由でした.
このカードは,あくまでもSBI証券でのクレカ積立に特化する目的で保有するので,100万円修行が終わった暁には使うことはあまりないと思いますが,クレカ積立で貯まったポイントも全て再投資に振り向けてポイントにも複利効果を効かせるのが今の計画です.
では,また.
ディスカッション
コメント一覧
いつも拝見させていただいております。
考え方に共感して、いつも楽しく読ませていただいております。
メインのクレジットカードは、楽天カード(無印)を使用されているのでしょうか?
返信いただければ、嬉しいです。
私は、30代男性で、メインカードは、ポケットカードを使用しております。サブカードとして、下記のカードを使っている者です。
楽天(無印)、出光カード(ガソリン)、三井住友(投資信託積立、プラチナプリファード→NLに変更予定)、aupay(投資信託積立)、マネックス(投資信託積立)
コメントありがとうございます.
100万円修行を始める前は楽天カードをメインに使っておりました.
100万円修行を終えた後は
1. 三井住友カードゴールドを引き続きメインカード
2. 楽天カードをメインに戻す
の2つを考えていて,どちらかというと1が濃厚かもしれません.
というのも,
– 今の楽天の企業状況を鑑みると,楽天ポイントの改善は見込めない(改悪は容易)
– 楽天市場以外の楽天サービスをほとんど利用しない
ため,楽天ポイントの魅力がだいぶ薄れているためです.
ご参考になれば幸いです.
早速の返信、ありがとうございます。
楽天カードの件、承知致しました。
私も楽天市場(ふるさと納税、楽天マラソン)、楽天モバイル、楽天光と恩恵を受けていましたが、改悪つづきで、SBI経済圏への移行を検討しています。
通信関係も楽天をお使いでしょうか?
私の自宅(戸建賃貸)は、楽天光の1年無料期間終了の1月に光回線の廃止又は格安SIMをホームルータに差しての運用となる予定です。
モバイルは、私は、povo(通話)とmineo(データ)、家内は、povo(通話)と楽天(通話・データ)です。
私も家内と子供2人(5歳、3歳)の4人家族です。
差し支えのない範囲で教えていただけたら、幸いです。よろしくお願い申し上げます。
家族のスマホは楽天モバイルを使っております.
料金に魅力を感じて契約しましたが,こちらも料金での魅力が落ちていて,かつ自宅wifiはauでセット割解除などもないので,楽天モバイルがこれ以上改悪されるなら乗り換えも検討する予定です.
遅くなりまして申し訳ありません。
楽天モバイルは、今後改悪などにより乗り換え検討の件、承知致しました。
私もEcon殿のブログに知恵をいただき、オリーブではなく、三井住友カードゴールド(NL)を申し込む予定です。
下記が私の現状です。
・プラチナプリファード→SBI証券(5万円の積立)
・ポケットカード(1.5%)→日常
・エポスゴールド(1.2%)→ETC
三井住友カードの損益分岐点は、6年目くらいでした。
Econ殿も数年後を見越して、プラチナプリファードではなく、ゴールドにされたのでしょうか?
プラチナプリファードを外した理由は,SBI証券での積立によるポイントよりも年会費が上回るという理由で除外しました.
年会費 33,000円 > SBI証券での積立による最大獲得ポイント 30,000ポイント(=50,000円×12ヶ月×5%)
しかし,2,3週間前の日経の記事で,来年からクレジットカードでの積立額が120万円に拡充されるという報道もあり,
これが始まった時にプラチナプリファードでの最大ポイントが倍の60,000ポイントになるのかどうか,気にしておこうと思っています.