堅牢なポートフォリオは健在 だから円高で資産減少しても気にしない【2024年8月】
8月の最終日です.
今はだいぶ落ち着きを取り戻しましたが,8月は株式市場の大荒れから始まり,ダメージを被った投資家も多かったのではないでしょうか?
プライベートではオーストラリア旅行でしばし涼しい季節を堪能してきましたが,日本はまだまだ暑い日が続き,そろそろ秋の訪れを感じたいなぁと思う今日この頃ですが,資産はどうなっているか,月に一度の資産チェックをご査収下さい.
資産額の推移
8月の総資産は7月に比べて1.3%減少,これで2ヶ月連続の資産減少です.
資産が連続して減っていますが,これはドル円レートが
- 6月:161円
- 7月:154円
- 8月:146円
と円高にシフトしたことが原因で,資産が毀損したわけではないので全く気にしていません.
アセットアロケーション
相変わらず株式が75%と圧倒的に高いので,リスクを抑えるためにも漸減させなければいけないのが今の課題です.
とりあえずは積立投資以外の投資は小休止,そして支出最適化で貯蓄できた分は待機資金とします.
今年中に現金比率は10%以上を回復し,債券と合わせて20%弱くらいまで流動性を確保したいと思っています.
セクターアロケーション
セクターアロケーションは結構バランスよく投資が出来ていると思うので,「現状維持は負け」と言われますがこのセクターアロケーションについては現状維持でOKです.
セクターアロケーションがいいバランスなので,最近軟調のITセクターを他のセクターがサポートしてポートフォリオ全体では堅実なパフォーマンスを維持してくれています.
私の目指すポートフォリオのキーワードは「堅牢」ですが,だいぶ目指す形に近いものができあがりつつあるのかもしれません(記事リンク:『ダイヤモンド・ポートフォリオ: Diamond Portfolio』).
理想的にはテクノロジーを20%くらいに下げ,その分を1桁パーセントのセクターに振り分ければかなりきれいな分散投資になりますが,ポートフォリオをいじってリバランスをする気はなく,今後買い足していく銘柄で調整することになるので,数年かけてじっくり取り組むつもりです.
リージョンアロケーション
セクターアロケーションに比べるとリージョンアロケーションはダメダメですね,米国に偏りすぎです.
とりあえず,直近の投資における米国の割合は40%にまで落ち着いてきているので,徐々にではあるものの,米国割合は今後減っていく見通しで,今年中に80%以下に落としたいと思っています.
また,9月にはFRBによる利下げ開始が濃厚ですが,今後も利下げが続いて,今保有しているドル建てMMFの利回りが落ちてきたら,それをVXUSやVWOなどの米国以外のETFに振り向けて一気にリバランスをかけるというシナリオもありかもしれません.
では,また.
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