もはや価値観が激変 今回の海外旅行で気付いたこと

趣味

先日の記事『海外旅行に必携の1枚 PRESTIAのGLOBAL PASSが最高に便利だった』でオーストラリア旅行に行ったと書きましたが,今回の旅行で色々な場所に行くなかで,自分の価値観や行動原理が激変していることに気付きました.

日本にいる時も自分の価値観が変わったことには気付いていましたが,海外に出るとその思いが確たるものに変わり,この価値観は今後も大事にしていくものだと思うので記事にまとめることにしました.

海外旅行での優先度

今回のオーストラリア旅行で優先したのは

  1. 安全
  2. 経験重視:経験>モノ
  3. 快適・高品質

学生や社会人になりたての頃は「安さ」が一番の指標でしたが,家族旅行となるとお金を払っても安全・高品質な海外旅行を優先するようになりました.

安全

どんな旅行もまず安全が絶対条件です.

安全だから楽しいのであって,安全が脅かされると旅行は一気に楽しくなくなりますし,最悪のケースではトラウマになって,旅行に行きたいというモチベーションが今後湧かなくなってしまうかもしれません.

だから,今回のオーストラリア旅行に行く時,航空会社はANA一択でした(ANAにしたのは私がANAマイラーでoneworldを使わないだけで,JALやカンタス航空も安全性の面ではもちろんOKです).

航空会社にANAを指定すると家族4人で20万~30万円アップしますが,ANAのHP「安全は経営の基盤であり,グループすべての事業において守るべき絶対的な使命」という頼もしい文言にはその価値があります.

経験重視

学生時代の海外旅行では絵ハガキなどを旅の記念に買っていましたが,今回の旅行では自分向けの土産は一つも買いませんでした.

モノを買うと保管のための場所がいるし,結局お土産を買ってもあまり使わないというのを経験的に知っているのでモノは買わず,その分,経験にお金を惜しまずに使いました.

家族で10以上のスポットを巡り,シドニーで行くべきスポットの多くに行けましたし,沢山の家族写真を撮ってもらっていい思い出が作れました(余談ですが,「写真撮って頂けますか?」と日本人に頼むより,英語で頼む方がずっとやりやすいのは私だけでしょうか?).

夜はドレスコード(と言ってもスマートカジュアルなので,小綺麗な格好をしていけば十分でしたが)のあるハイクオリティなレストランで食事とお酒を楽しみ,海外でのハイクオリティレストランは海外旅行に行かないとできない貴重な経験なので,日本ではほとんど外食はしない分,惜しまずお金を払いました.

快適・高品質

私は海外旅行に行くと1日に3万歩くらいは歩くので,次の日に疲れを残さないために部屋でゆっくり休みたいですし,1日の始まりにビュッフェで十分なエネルギー補給をするのも大事で,そうなると,やはり交通利便性がよく,高品質なシティホテルが選択肢となってきて,今回の旅行でもインターコンチネンタルを選びましたが,大正解でした.

広い部屋でゆっくり休めたので次の日に疲れは残りませんでしたし,朝のビュッフェはメニューも豊富で十分なエネルギー補給ができたので,毎日の散策が充実してました.

また,シドニーのインターコンチネンタルは中心部のCirqular Quayからも徒歩5分程でアクセスは抜群ですし,建物が旧財務省ビルということでホテルの中を歩いているだけでその威厳ある内観が非日常的でワクワクでした.

InterContinental Sydney内観(Bar Treasury)
InterContinental Sydney内観(食堂への廊下)

空港の免税エリアで思ったこと

オーストラリアから帰国する際,搭乗開始まで時間があったのと,シドニーのキングスフォード・スミス国際空港の免税エリアはかなり広く,店舗数も多いので,せっかくだからHERMESやGUCCIなどのブランの免税店を覗いたのですが,自分のブランド物への興味がもはや皆無なことにびっくりしました.

ブランド物に興味がないことには気付いていましたが,それは日本でブランドショップに全く寄ることがないためで,もしかしたらショップに行けばいいアイテムがあるのかもしれないな,と思ったのですが,どのアイテムを見ても何がいいのか自分には全くわかりませんでしたし,率直に言って「このお金でインデックス投信買って将来の購買力増やすわ」という感想でした.

ブランド物を買うほどの金銭的余裕がない頃は,憧れも混ざっていたが,買おうと思えば買える今の状況では憧れが消えたとか,もはやブランドで身を固めて自分を大きく見せる必要がない(というか,むしろ害)など,色々な要因があると思いますが,本当に全く興味が湧きませんでした.

また,羽田に着いた後,ターンテーブルで荷物が出てくるのを待っている際,我々の便の隣のターンテーブルがバンコクからの帰国便で,そこにHERMESのサンダルとLOUISVUITTONのバッグを提げている女性がいたのですが,余計なお世話とは重々承知しながらも,海外でわざわざブランド物で身を固める意味が全くわかりませんでした.

昔の自分だったら「高級ブランドを身につけている人,高級車に乗っている人 = お金持ち」という等式が成り立っていましたが,全くそうでないことは経験上理解しているので,そういう人を見ても「自分とはお金をかける部分が違うんだな」という位にしか感じなくなりました.

とまぁ,今回の海外旅行では家族の思い出が出来て,日本ではできない経験をし,色々と学びがあって価値ある旅行でした.


では,また.

Posted by Econ