世界の都市を駆け抜ける 旅先ランニングのすゝめ
国内・海外を問わず,旅行や出張で新しい街に行くと,その街をランニングするのが楽しみの一つで,スケジュールに余裕がありそうならランニングの用意も一緒に持っていくことが多いです.
今回,夏休みを利用して久しぶりの海外旅行でシドニーに行ってきましたが,シドニーランを楽しんできました.
旅先でのランニングのメリットと気をつけることをまとめてみたので,滞在先でのランニングに興味がある人の参考になれば幸いです.
旅先でのランニングのメリット
お金がかからない
基本は荷物にランニングシューズとジャージを加えるだけで十分で,他にスマホ用のアームホルダーやポシェットなどを持っていく人もいるかもしれませんが,荷物が大幅に増えることもありませんし,重量も1kg程度なので飛行機の場合も重量の超過料金にセンシティブになる必要もありません.
また,そんなにかさばらずにスーツケースに収められるので,サーフボードのように預け入れ荷物の個数が増えることもありません.
そして,もちろん街をランニングするのは無料なので,滞在先でのランニングはお財布的にはめちゃくちゃ敷居が低いです.
記事リンク:『1回60円!ランニングはお金がかからない最強の趣味』
楽しい
なんだか稚拙なメリットですが,始めての街並みを楽しみながらのランニングはそれだけでエンタメですし,そこにお気に入りの曲が加われば最高の時間になります.
ちなみに,これが私が今回シドニーで走ったコースです.
途中にオペラハウスやハーバーブリッジを通ったのですが,世界的なスポットをOasisの『All Around The World』を聴きながらランニングしている時のテンションは爆上がりでしたね.
また,地元の人か観光客かはわかりませんが,早朝のシドニーは老若男女問わずにランニングしている人が多く,これまたモチベーションがあがりました.
Tシャツを脱いで走っている男性もチラホラいて,日本だったらありえない光景ですが海外(特に欧米)だと様になるのが不思議です.
旅先のランニングで気をつけること
スマホを持っていく
たぶん,これは私が少数派で,おそらく多くの人は普段のランニングでもスマホを持って出かけると思うのですが,私は家の近所をランニングする時はかさばるのが嫌でスマホを持っていきません.
しかし国内・海外問わず,外出先でのランニングにスマホは必須です.
万が一の連絡手段を確保しなければいけませんし,道に迷った時にGoogleマップでの位置確認が必要になることも十分考えられますからね.
あとは,普段のランニングと違い,知らない街をランニングしていると写真に収めたくなる風景に出くわすことも多いですね.
ランニングの時間帯は早朝
普段は,日が沈んでから夕食までの間にランニングに出かけることが多いですが,外出先のランニングは決まって早朝です.
一つは治安の問題で,特にこれは海外をランニングする場合ですが,いくら日本と同じくらい安全な都市といっても,夕方以降街の雰囲気が変わることも多いので,夕方以降のランニングはしないようにしています.
また,慣れていない道を夕方や夜の暗い時間に走るとケガのリスクも増えるので,滞在先でのランニングは早朝に済ませて,帰ってきたら朝ごはん前にシャワーを浴びるというのがルーティンになっています.
未知の道は走らない
滞在先の街に到着してすぐにランニングに出かけることはありません.
経験上,全く知らない道を走っていると心のどこかで不安を感じてランニングを十分に楽しめなかったり,無駄に疲れてしまうので,まずその街を歩いてその街の地理を少し頭に入れてから走るようにしています.
また,「この道はホテルの方向に向かっているから…」と入っていくと途中で方角が変わったり,坂道になっていて目的の場所の上(下)に出てしまうなんてことはザラにあるので,だいたいは一度通ったことのある道を走ることが多いです.
まぁ,山道とは違って市街地の道であれば想定ルートから多少外れてしまっても致命的になることは少ないので,冒険がてら行ってみることもありますが.
「あとどれだけの街を走ることができるのかなぁ」と考えると,知らない街をランニングする機会は結構貴重な体験だということに気付きます.
知らない街でのランニングの一回一回を存分に楽しんでいきたいです.
では,また.
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