ヒゲ脱毛のすすめ
天は顔の上に髪を作らず,顔の下に髭を作ると言いけり.
年齢を重ねると上の髪はどんどん薄くなっていくのに,下のヒゲは一向に薄くならず,いっそのこと毛根を上下逆転させたいと思っている男性もいるかもしれません.
先日,40代の仲間入りをしたものの,幸い私はまだ白髪もなく,抜け毛や薄毛などのトラブルとは無縁だった一方で,大学生になった頃からヒゲは人並みに生えていたので,自己投資として20代後半からヒゲ脱毛(以下,脱毛)を始めて今に至り,この記事では私の脱毛体験をレポートします.
ヒゲ脱毛のメリット
- 毎日のヒゲ剃りからの解放
- 審美的理由
- 長期的ランニングコストからの解放
- 集中力維持
が実際にヒゲ脱毛を経験して感じたメリットです.
最初の施術の際,「今後,髭を生やしてオシャレをしたいと思ってもできないですが,いいですか?」とドクターに聞かれ,そんな日は天地がひっくり返っても来ないと確信していたので「いいです,やってください」と即答し,それ以降10年以上経ちますが,脱毛を後悔したことは全くなく,私にはメリットしかありませんでした.
毎日のヒゲ剃りからの解放
ある時,「ヒゲ剃りはそんなに多くの時間はかからないけど,毎日なので積み上げたら人生トータルではかなりの時間になるのでは?」とふと思ったことがあり,ヒゲ剃りの時間を3分/日と仮定し,時間軸を伸ばした時にトータルでどれくらいの時間になるかを試算したのが次の表です.

仮に30歳だとすると,残りの人生でヒゲ剃りにかかる時間は38日,私は初めてこれを試算した時,「終日,飲まず食わずでトイレにも行かず,一心不乱に一ヶ月以上ヒゲを剃っている」姿を想像して「あ,脱毛しよ」となりました.
今では毎日のヒゲ剃りから解放されてヒゲを剃るのは年に5回くらい,朝起きたら洗顔とスキンケアだけで終わり,しかもカミソリ負けもない生活は最高です.
審美的理由
審美面の一番の理由は,よく言われる「清潔感がない」「老けて見える」というヒゲのイメージは私もその通りだと思い,だったら脱毛しようと思いました.
また,私はT字カミソリを使っていたのですが,5枚刀のいいカミソリを使ってもカミソリ負けを防ぐのは難しく,そのダメージが蓄積して,将来老け顔になるのを避けたいと思ったのも脱毛を始めたきっかけです.
長期的なランニングコスト
脱毛で一番気になるのはコストだと思いますが,私はトータルで約50万円かかりました.
確実な脱毛効果を得るために,医療機関でしか使えない高出力機械で施術してもらいたかったのと,肌トラブル時に医療的に対処してもらえる,という理由から皮膚科で施術を受けたので,一般よりは少し高いかもしれませんが,それでも脱毛効果を得るには数十万円はかかります.
一方,もし脱毛をしていなかったらカミソリか電動シェーバーで今もヒゲを剃る毎日だったと思いますが,これらのランニングコストをまとめると以下の表のようになります.
必要アイテム | 年間コスト | 生涯コスト(50年) | |
---|---|---|---|
T字カミソリ | ホルダー(本体) ヘッド:2週間で交換 シェービングフォーム | 約1万円 | 約50万円 |
電動シェーバー | 本体:5年で買い替え 洗浄液:2ヶ月で交換 外刃:1年ごとに交換 内刃:2年ごとに交換 | 約1.2~1.5万円 | 約60~75万円 |
生涯コストで見ると,脱毛費用とヒゲ剃りのランニングコストに大差なさそうで,むしろ今後インフレが進めば脱毛の方が安く済むケースもあり得ます.
そして何より,ヒゲ剃りの時間が1ヶ月以上浮くことを考えたら脱毛のメリットは大きいです.
集中力維持
私は毛,特に1, 2ミリの短いチクチクした毛がとても気になる質で,机での作業中や読書中にそういう毛の存在に気付くと気になって仕方がなくなり,集中力が途切れてしまうということがよくありました.
抜いてもすぐに生えてくるし,肌へのダメージも大きいので全くいいことがないと分かっていても,抜かないと気持ち悪くて仕方なく,勉強や読書を中断してしまうことがありました.
脱毛後は,ヒゲを気にすることはなくなり,勉強や読書に集中して取り組めるので,パフォーマンスも上がりました.
男性のヒゲ脱毛は,1回, 2回の短期では効果を感じにくく,効果を享受するには長期で通わなければいけませんが,医療機関や実績のあるエステ等で効果のある脱毛を受ければ,その効果は永続するので,早く始めるほど投資対効果は大きくなります,ヒゲ脱毛はオススメです.
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