楽しむマインドを持ち続ける 幸せは目標達成プロセスの充実化と心得たり
このブログを読んでくださっている方は,マネーに対する興味が高い方が多いと思いますし,実際に「〇〇までに資産X万円を目指す」といったお金に関する目標を立てている方も多いと思います.
私も,純資産1億円という短期目標を立てていますが,1億円を達成したらそれで幸せかと聞かれても,おそらくそうはならないだろうな,と思っています.
もちろん,達成した瞬間は嬉しいだろうし,ちょっといいワインを開けて祝杯くらいは上げるかもしれませんが,おそらくすぐに気持ちを切り替えて次の目標に向かって淡々と進んでいくと思います.
目標達成のプロセスは海外旅行の計画
目標と幸せの関係とは
- 目標までの道のりは苦労に満ちていて,やっとゴールにたどり着いたらそこから先はずっと幸せ
- 目標を達成すると今までOFFだったスイッチがONになるように,パチっと切り替わる
というわけではなく,むしろ,目標に向かって歩いている今のプロセスを楽しめていることが幸せだと思っています.
これは,例えるなら海外旅行に似ているかなと思っていて,海外旅行に行く前は,
- 訪れる街はどんな街だろうか
- どのスポットへ行こうか
- どのレストランで何を食べようか
- 機内食は何を食べようか
- 空港のラウンジではどう過ごそうか
等々,旅行そのものはもちろん楽しいですが,旅行までに計画を考えるのが何よりも楽しかったりします.
資産目標を目指すのもこれと同じで,私の例で言えば
- 1億円に到達したら,見える景色やマインドは変わるのかな
- 1億円に達成した時の不労所得はX万円くらいかな
- このペースで行けば,XX頃には1億円に到達するかな
- 理想のアセットアロケーションにどれだけ近付いているかな
なんてことを考えながら1億円を目指している今が楽しいですし,充実しています.
プロセスを楽しむマインド
よく言われる話ですが,お金は手段であって目的ではありません.
それに照らし合わせると,私も含めて多くの人がやっている「資産額を目標にする」という行為は手段が目的化しているようにも思えますが,少なくとも私は「目標資産額への到達は中目標であり,それは更に大きな大目標を達成するための手段」と位置づけています.
どういうことかと言うと,これも私の例で恐縮ですが,私の人生の大目標,いわゆるミッションは「自由で独立した人生を送る」で,資産1億円という中目標はその大目標を達成するための通過点,一つの手段として位置づけています.
1億円という中目標はあくまでも通過点なので,それを達成した後は,さらに大目標に近づくために,より大きな中目標にアップデートしていくはずです.
こう考えると,中目標をエンドレスでアップデートしていかなければいけないのでは,と心配にもなりますが,「自由で独立した人生を送る」のに何十億もの資産は不要なので,中目標のアップデートはせいぜい2, 3回で終わるはずです.
今は1億円が中目標となっていますが,それに向かっているプロセスを楽しんでいますし,1億円という目標を2億円,3億円とより高いものにアップデートしていくのをイメージするとワクワクします.
たぶん,こうやってゴールに向かうプロセスを楽しむことが幸せだと思うので,これからも楽しむマインドを持ちながらマネーと向き合っていくつもりです.
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