【米国株】個別株をやめてインデックス投資に切り替えた理由
先日の1月の家計状況をレポートした記事でも書いたのですが,今年は個別株投資は一休みしてインデックスETFへのドルコスト平均法をメインに投資する予定です.
去年,以前からずっとポートフォリオに加えたいと思っていたビザ(V)を加え,個別株のポートフォリオはとりあえず目指していた形になりました.
この記事では,なぜインデックス投資メインにシフトするのか,そしてその中で何をしていきたいのかについて書いてみました.
個別株投資を一休みする理由
個別株投資は時間と労力がかかる,コスパが悪い,これに尽きます.
新規銘柄に投資をする時は,財務諸表の分析はもちろん,競合との比較,定性分析でのブランド優位性の確認など,たくさんの作業が発生します.
保有済みの銘柄も,四半期決算の確認,アニュアルレポートの通読,カンファレンスコールなどで引き続きホールドでOKなのか,それとも売却したほうがいいのかを確認します.
財務諸表分析はPythonでデータを取ってきて,それをExcelで作ったツールに放り込んでいるので作業はほとんど自動化しているのですが,それでも個別株投資はインデックス投資の100倍以上手間がかかります.
サービスもインデックス投資を後押し
私のメイン口座であるSBI証券ではVTI, VT, VOOなど,米国株投資家にはおなじみのETFが買付手数料無料で購入できます(楽天証券も同様).
個別株投資では税込み0.495%の買付手数料がかかるので,サービス面でもインデックスETFへの投資がやりやすくなっているので,これを有効活用しない手はないです.
私が米国株投資を始めた頃は,最低買付手数料が25ドルだったので,その頃から比べたら夢のようなサービス状況になりました.
空いた時間をどうするか
インデックス投資をメインにすればそれだけ時間と労力が浮きますが,空いた時間は投資に全く使わないか,と言えばもちろんそうではありません.
そうではなく,空いた時間は投資のマインドセットやもっと大局的なことや長期的なことを考える時間に使いたいと思います.
たとえば,
- 将来のライフイベントを考えて,今のポートフォリオのボラティリティはリスク許容度に合っているか
- 中長期の純資産目標とアセット・アロケーションをどうするか
- 子どもへの経済教育をどうするか.いつ,どうやって投資の必要性を伝えるか
など,もっと根本的なことを考える時間に使いたいと思います.
やっぱり,財務諸表を分析してこの会社はいい,悪いというのを考えているより,自分の運用ビジョンは何なのか,いつ頃までにいくらの資産を築けそうかということを考えている方がずっと楽しいですもんね.
それでは,また.
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