目指す年間配当100万円 円安時の米国株投資戦略と今後の展望
10月の配当レポートです.
私の保有銘柄では1, 4, 7, 10月は配当が極端に少なく,これらの月はあまり配当に関して言うと心躍らないのですが,しっかりと現実を見ないといけませんね.
折れ線グラフは各月の配当,棒グラフがその月までの累計配当を表しています.
また,去年に比べてどれだけ不労所得が増えたかというのも大事な観点なので,今年の数字だけでなく,去年の数字も載せています.
単月の配当状況
10月の配当は6.4万円,去年の10月が3.4万円だったので2倍近くになっていますが,これはVTIが従来は3の倍数の月に振り込まれるのですが,今年は10月に振り込まれたため大きく出ているだけで,追加投資はしていません(7月も同様).
むしろ,この円安下ではNISAの成長投資枠で米国株に投資をしては必要以上に枠を使ってしまい,また円高に振れと時の評価損リスクを抑えるためにも,最近のドル配当はドル建てMMFにして金利を得る運用が中心です.
そのためにMMFがだいぶ積み上がってきたので,調整相場が来たり,日銀の利上げによって円高局面に振れたらMMFを取り崩して米国株を買うつもりです.
VTIの入金タイミングで6, 9月が去年より少なくなっていますが,基本的には各月とも去年の配当より増えてます,これも複利効果のおかげですね.
10月までの累計配当状況
10月までの累計配当は75.3万円,前年同期の60.8万円を14.5万円(23.8%)上回りました.
一ヶ月平均では1.5万円のプラスで,不労所得の増加は資産運用の大きなモチベーションですね..
10月で去年の年間配当レベルに到達は出来ませんでしたが,11月にはほぼ去年の年間レベルに達する見込みで,また私の保有銘柄では12月の配当がかなり膨れる予定で,今年は年間の累計配当が100万円を超えるかもしれません.
これについては,以前の記事『理論を実践する 統計学の知識とPythonで将来の配当を予測』でシミレーションしていますが,このときのシュミレーションよりは年間配当は少し落ちるかもしれません.
特に,年末の日銀政策決定会合では追加利上げも意識されているので年末に向けて円高になって12月のドル配当が円ベースでは目減りして目標に届かなかった,というリスクはシナリオとして考えておいたほうが良さそうです.
いずれにしても,年間配当100万円はやはり一つの大きなマイルストーンなので,それを超えたらエノテカでちょっといいワインでも買って祝杯を上げましょうかね.
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