ハノンのスケールとアルペジオ 3つの練習ポイント

2021年9月22日趣味・娯楽ピアノ

どうも,Econです.

今日は投資から離れてピアノの話です.

この記事で書きましたが,私はピアノが趣味で,最近は在宅勤務も増えたので昼休みや仕事後の時間を使って毎日のように弾いています.さすがに1時間以上のまとまった時間を毎日確保するのは難しいですが,そんな中でも毎日欠かさずやるようにしているがハノンのスケールとアルペジオです.

ハノン,ピアノをやったことがある人なら一度は聞いたことがあるでしょうし,その中でもスケールとアルペジオは特に大事だと言う人も多いですが,練習する時のポイントを意識しないとただ弾いて終わり,となってしまいます.

たぶん,ハノンのスケールとアルペジオをどうやって練習するかわからなくなってしまう人も多いと思うので,私がピアノの先生から言われて役立っているポイントをまとめました.

ハノンとの出会い

ハノンやツェルニーは退屈で嫌いと言う人も多いですが,私が小学生の時に習っていたピアノの先生はハノンやツェルニーなどの練習曲を大切にする先生でした.当時,私はサッカーを習っていたのですが,その先生はサッカーになぞらえて

「発表会の曲はサッカーでは試合で,ハノンはいつもの練習.試合で上手にプレーするには練習が必要なように,発表会の曲や難しい曲を上手に弾くにはハノンで練習することが必要.ハノンの練習を楽しめるようになったらしめたもの」

ということをよく言っていました.その影響もあったか,20年ぶりくらいにピアノを趣味として再開した時も,日々の練習の中にハノンの時間は自然と入れていましたし,今でもスケールとアルペジオは24の調をできるだけ毎日弾くようにしています.おかげで,私のハノンの教則本は39と41のページにクセがついてすぐに開くようになっています.たぶん分かる人には何のことかすぐにわかると思います.

先生から言われた3つのポイント

上にも書いたように,スケールとアルペジオは単調(だが決して簡単ではない)なので,ともすれば漫然と弾いてしまいがちです.しかし,私はピアノの先生からスケールとアルペジオを弾く時に注意すべき3つのポイントを教えてもらい,それが今でも役に立っています(もしかしたら,他にもあったのかもしれませんが…)

手と指の形を崩さない

スケールもアルペジオも指をくぐらせたりまたぐという行為が何回もでてきます.この時に手を上下させてはダメで,手は鍵盤から一定の高さで,できるだけ滑らかに弾くように,と何度も言われました.

手を上下させるというのはピアノを弾くときには無駄な動きで,そういうクセがつくと速い曲や音符の多い曲になった時に弾けなくなるよ,と言われました(私がそのような曲に挑戦することはありませんでしたが…)

また,スケールもアルペジオもピアノの鍵盤を広く使い,自分の体から離れた鍵盤を弾きます.そんな時でも手は常に鍵盤に対して90度の角度を保つようにと言われました.鍵盤に対して斜めに手を置いた状態で弾いても鍵盤にしっかり力が伝わらないだけでなく,手を痛める原因にもなりますからね(手を痛めるほどピアノの練習をしたことはありませんでしたが…).

腕は常に床に平行

自分の体から離れた鍵盤を弾く時や特にアルペジオで指をまたいだりくぐらせる時,手だけでなく腕を持ち上げたり下げたりしがちですが,これもダメだと注意されました.きれいな音色を出すために,腕は常に床と平行にしなさいとよく言われました.

カデンツは感覚をつかむ

スケールの各調の最後はカデンツで終わります.私は恥ずかしながら楽典に関する知識はほぼ皆無ですが,先生から言われていたのは,それぞれの転回形の持つイメージを大切にするように言われました.これは実際に音を聴かないと難しいのですが,各転回形はちょっと緊張のある和音だったり,落ち着いた和音だったりとそれぞれに特徴があるので,それに合った音を出してあげることが大事でただ弾けばいいもんじゃない,と言われました.

また,カデンツは何回も弾いているとそれぞれの調の和声が掴めてくるので,そうなればクラシック曲を弾く時に役に立つよ,と言われました.私は,それぞれの調の和声を掴めているかというとよくわからないのですが「この調ならこういう音のカデンツになりそうかな」というあたりをつけるという訓練をしています.

まとめ

スケールとアルペジオに限らず,ハノンの練習曲は即効性はありません.ハノンを2,3回弾いた後に練習中の曲を弾いたら,これまで弾けなかった部分が弾けるようになっていた,なんてことはありません.

ただ私の経験と感覚ですが,ハノンの練習曲の効果はすぐには表れないが徐々に表れてくる気がします.あるいは,難しい曲の弾けなかったところが弾けるようになった時に,もしかしたらハノンの練習が効いたのかもしれないと思い当たる感覚,と言ったほうが近いかもしれません.

退屈で敬遠されがちなハノンですが,「ハノンで基礎を固めて難しい曲も弾けるようになるんだ」という意気込みで練習すれば,結構楽しんで弾けると思いますよ.

では,また.



Posted by Econ