10月発表の日銀短観は厳しい今後を表している

経済

どうも、Econです。

 

日銀短観が発表されましたね。日銀短観とはその名の通り、日銀が四半期ごと(4月初旬、7月初旬、10月初旬、12月中旬)に出している統計で、全国の大企業・中堅企業・中小企業から現在の景気や先行きについてアンケートを取ったものです。

 

日銀短観はエコノミストの間でも非常に重要な経済指標とされており、人によってはGDPよりも重視する人もいるそうです。と言うのも、日本のGDPは発表されてから大きく修正されることがよくあるのですが、日銀短観はそのような修正はなく信頼性が高いとされています。

しかも、日銀短観は製造業と非製造業、大企業と中小企業に分かれて調査結果を出しており、景気の現状と先行きをかなり正確に示してくれるとされています。

 

さて、本題の日銀短観の中身を見てみます。日銀短観の業況判断指数(DI: Diffusion Index)はシンプルで、ゼロより大きければ経済は拡大基調にあり、マイナスの時は景気が減速、場合によっては不況に陥っていると考えられています。

日経新聞HPから引用https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50426950R01C19A0EAF000/

上のグラフはDIの推移ですが、今回の結果は予想通り厳しい内容でした。大企業製造業のDIは前回調査から2ポイント悪化しプラス5でした。引き続きプラスは維持しているものの、3四半期連続で悪化しており、6年ぶりの低水準でした。中小企業のDIにいたっては前回から3ポイント悪化しマイナス4、分水嶺とされるゼロを下回っています。

さらに、製造業では大企業、中堅企業、中小企業の全てで今後の見通しは悪化すると回答しています。

一方、非製造業は製造業に比べて堅調で、大企業、中堅企業、中小企業の全てでプラスとなっており、一番値の小さい中小企業でもプラス10でした。

しかし、先行きについてはいずれも厳しい想定となっており、大企業で6ポイント、中堅企業と中小企業で9ポイント悪化すると回答されています。

 

今日から始まった消費税増税を考慮すると消費が増えることは考えにくく、各企業が想定しているとおり先行きはかなり厳しいと思います。出口戦略のない官製相場で作られている、というだけで投資する気が失せますが、このような結果を見ると、なおさら日本株からは距離を置いた方がいいのかなと思ってしまいます。もしかしたら、手持ちの日本株で売却するものが出てくるかもしれません。

 


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Posted by Econ