銘柄分析 ポストイットでお馴染み3M (MMM)

2019年8月19日投資,米国株銘柄分析

どうも、Econです。

 

今日の銘柄分析は3M(スリーエム)です。

米国株に投資している人なら知っていると思いますが、3Mは中国への売上比率が比較的高く、米中貿易摩擦の影響を受けることが懸念されており、最近の株価は変動が大きくなっています。

特にこの4月には、2019年の売上高が2018年に対してマイナス5%と想定されたことを受けて、株価がブラックマンデー以来の最大の下げ幅を記録しました。私も、株価が大きく下げた後の5月にスリーエム株を購入しましたが、それでも若干の含み損を抱えている状態です。

 

3Mといえば、ポストイットを思い浮かべる人も多いと思います。

受験勉強の頃はノートや参考書にポストイットをペタペタと貼って色々書き込みをしていました。透明なプラスチックのポストイットは高いので大量には買えず、紙のポストイットを使っていたのですが、ポストイットを被せてしまうと下の文字が見えなくなってしまうので貼る場所に苦心していたのも今となってはいい思い出です。

ポストイットは今でも仕事や読書でお世話になっています。

 

そんなポストイットのイメージが強いスリーエムですが、他にも電気・電子分野やヘルスケア分野でもビジネスを展開している世界的なコングロマリットです。また、スリーエムは「15%カルチャー」という独特なルール(不文律)があり、これは従業員は執務時間の15%を自分の好きな研究や取り組みに使っていいというものだそうです。

羨ましすぎますね。私なら、コーヒー飲みながらデスクで投資や資産運用についてエクセルで計算していると思います。自分の投資や資産運用について考えているだけで給料もらえるなんて羨ましすぎる。…なんて、実際はそんなに上手くいくわけないと思いますが。

 

横道に逸れてしまったので、話を戻して3Mの主要財務指標を見ていきます。

まずは売上高ですが、直近10年は年ごとに少し変動はありますが、全体としては増加傾向にあると言えます。悪くないです。

利益についても、営業利益率は平均して約22%を維持しており、純利益は毎年15%以上を保っています。更にm年ごとに大きな変動もなく一貫してこれらの数字を保っているので、3Mのビジネスには永続性があると考えられます。

 

 

キャッシュフローも、営業活動からは毎年潤沢なキャッシュフローを稼ぎ、しっかりと投資もできています。資本株なので投資キャッシュフローには多額のキャッシュが注ぎ込まれていると思っていましたが、純利益に占める投資キャッシュフローの割合はだいたい30%くらいのため、十分持続可能な範囲での投資だと思います。

 

EPSとROEも一貫して増加しており、良いトレンドです。特にROEは過去5年間は30%を超えていますが、日本企業でROEが30%を超える企業を探すのはかなり難しいと思います。

それだけ資本を有効活用出来ているということで、素晴らしいと思います。

 

さて、こうしてみると非常に優等生に見える3Mですが、冒頭で書いたように、2019年の決算は厳しい結果が想定されています。なので、現時点で参照可能な2019年上半期の業績も踏まえる必要があります。

 

2019年の上半期の数字を過去10年の平均の数字と比較すると、

  • 営業利益率:22%→17.7%
  • 純利益率:15%→12.6%
  • EPS:8.01 (5年平均)→7.49
  • ROE:42.4% (5年平均)→39.8%

と軒並み数字が悪化しており、やはり2019年は厳しい結果になりそうだという市場のコンセンサスは財務指標にっもしっかりと現れています。

 

2019年の予想をどう織り込むか、難しいところですが、私は3Mには引き続きポジティブです。株価が160ドルを下回ることがあれば、追加投資も検討しています。

 


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Posted by Econ