税金の基本 源泉徴収票を理解しよう

どうも、Econです。

 

確定申告の準備をしています。今回も寄付金控除外国税額控除で数万円が戻ってくる予定です。

 

「税金が戻ってきて嬉しい」

というのをよく聞きますが、私は逆に、

「こっちが申請しなかったら還付分は国に持っていかれていた」

という不信感でいっぱいです。

もちろん、払うべき税金は払いますが、不要な分を確実に取り戻すために、私は毎年確定申告をしています。

 

今日は確定申告の基本となる源泉徴収票の見方について書いてみます。

 


源泉徴収票の中身

上の図が見慣れている源泉徴収票のイメージですが、もらうだけで開けてもないよ、なんてのはダメです。源泉徴収票には自分がいくら所得税を払っているか書かれています、しっかり中身を理解しましょう。

 

私が源泉徴収票をもらって抱いた疑問は次の4つでした。

  • [1] – [3]で[2]になりそうだけど、そうなっていない
  • [4]が課税額のようだけど、この数字どうやって出てきたの
  • 下の方にある社会保険料はどこでどうやって影響するのか
  • 年末調整で生命保険の書類出して確かに50,000円と書かれてるけど、税金にどう影響しているかわからない

どうやって[1]から[4]に辿り着くのか、3ステップで見てみましょう。

ステップ1 支払金額[1]→給与所得控除後の金額[2]

支払金額[1]はいいですね、その人の一年間の総収入です。

ここから給与所得控除が認められています。個人事業主でいう経費のサラリーマン版、と考えるとわかりやすいです。

今年の給与所得控除は下表です。ちなみに、給与所得控除は頻繁に更新(増税)されるので、国税庁のホームページで参照することが必要です。

計算例は、上の源泉徴収票にある年収700万円のケースだと、

700万円 × 10% + 120万円 = 190万円

となり、これがこの人の給与所得控除額です。

そして、[1]から給与所得控除額を引いたものが給与所得控除後の金額[2]です。

 

ステップ2 所得控除の計算[3]

ステップ1で給与所得控除を見ましたが、次は所得控除を計算します。

給与所得控除所得控除、文字だけ見るとそっくりで、私も理解するまで混同していました。

所得控除は細かく挙げると沢山ありますが、多くの人に関係してくるのは

  • 基礎控除
  • 社会保険料控除
  • 医療費控除
  • 生命保険料控除
  • 寄付金控除
  • 配偶者控除
  • 扶養控除

あたりでしょう。聞いたことのある名前が多いと思います。

上の源泉徴収票のケースでは、所得控除は次のようになります。

  • 社会保険料 850,000(源泉徴収票に記載)
  • 生命保険料控除 50,000(源泉徴収票に記載)
  • 配偶者控除 380,000
  • 扶養控除 380,000

所得控除の合計は166万円で[3]に載っている数字がそれです。年末調整で多くの人が出している生命保険の証明書もここで活きてくるんですね。

 

住宅ローン減税もありますが、私は住宅ローンがありませんのでスキップします。

 

ステップ3 所得税額の計算[4]

これまでの結果から

給与所得控除後の金額[2] の510万円から所得控除[3] 166万円を引くことで

課税所得 344万円 が出ます(課税所得に千円未満の端数がある場合は千円未満切り捨てとなります)。

そして、出てきた課税所得に応じて、下表の税率をかけて所得税額を計算します。

出典 国税庁ホームページ

 

課税所得が344万円ならば税率20%ですが、ここで注意が必要です。

344万円に20%がかかるのではなく、195万までは5%、そこから330万円までは10%…というように計算されます。

実際の計算では一番右の控除額を引いて計算します。

計算式は 344万円×20% – 427,500 = 26万500円ですが、所得税額も千円未満切り捨てで26万円となります。

 

ん?源泉徴収票にある所得税額は26万5,400円ですね、一致しません。

実は2013年1月から復興特別所得税で2.1%が上乗せされています。なので、

26万円×102.1% = 26万5,460円

ここでは、百円未満切り捨てとなり、最終的な納税額は26万5,400円 です。

 

余談ですが、復興特別所得税について、永田町・霞が関のやり方は姑息です。「復興」と名を付ければ勝手に増税しても許されると思っているのでしょうか。期間も25年間とはっきり言って恒久法です。

 

これで所得税が求まりました。最後の千円未満切り捨て、百円未満切り捨てが混同しそうですが、一度やって流れを掴むと次回以降も取り掛かりやすいと思います。

皆さんもぜひ一度やってみましょう!

 


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Posted by Econ