文系だから、という言い訳はやめてほしい

生き方

どうも、Econです。

 

数字の話になると、「私、文系だから」という人がいますが、私はこの言葉が大嫌いです。この言葉を社交辞令みたいに言う人もいますが、遠回しに文系はバカだと言っているようです。

 

文系でも頭のいい人はたくさんいるし、理系でも、そうでない人はたくさんいます。そもそも、文系・理系の線引を明確にすること自体、間違っていると思います。学問とは、本来もっと自由であるべきです。

実際、欧米の大学では文系、理系の区別にこだわっておらず、ここまでこだわっているのは日本の大学くらいだと思います。

 

学生時代は文系(理系)だった人が、社会人になってから理系(文系)の学問に興味を持って学び始めるのは、素晴らしいことです。学んだことが仕事に生かせるかどうかなんて、関係ありません。ただ知的好奇心の赴くままに学ぶ、ということが素晴らしいと思います。

 

文系の人にとって理系の学問、特に数学と物理が必要以上に難解で高尚な学問に映るようですが、これは数学と物理に対する誤解を生んでいるのではないでしょうか。「数学ができる=頭が良い」というイメージがあるからこそ、数年前からの数学ブームがあるのではないでしょうか。

 

「数学ができれば仕事ができる」、色々なビジネス誌や本でもてはやされ、世の文系の人たちは飛びついたのかもしれませんが、大学で数学を学んだ身としては、数学ができれば仕事ができるというのは幻想だと思います。大多数の社会人にとって、数学とビジネスは直結しません。

 

当時の本や雑誌の内容を見ても、数学、として扱われているレベルは一次関数や場合の数や初歩的な確率、これらは文系理系以前の問題で、はっきり言って一般教養です。

この程度のことで、数学ができればビジネスができる、などと言ってほしくありません。私からしたら、これらのことがわからないというのは、日常生活に支障が出るレベルです。

 

また残念なのは、多くの文系の人が社会人になってから数学を学ぶことは無理だと考えていることです。確かに、数学は積み上げの学問ですから、一朝一夕で身につくものではありません。

それでも、基礎から、順番に積み上げていけば、誰でも数学が楽しめるだけのところには行けると思います。この楽しむ、ということが大切だと思います。

 

私自身、高校生の頃、「物を投げる時、45度の角度に投げると一番飛距離が出る」ということを数式で導いた時、興奮しました。

 

今でも、仕事では数学や物理とは程遠い仕事をしていますが、休みの時は自然科学の本を読んだり、数学の本を読んで数式をいじったりしています。それが仕事に活かせるか、などは関係ありません。

ただ、楽しいからやっているんです。数学が一部の人だけの不可侵領域になってしまうことはとても勿体無いことです。

 


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Posted by Econ