投資で大切なことは負けないこと 『敗者のゲーム』

投資,書評

どうも、Econです。

 

株式投資の本に限りませんが、名著は繰り返して読み返すことで、新しい気付きがあったり、実践出来ていないことが見つかります。

なので、良い本は一回読むだけではダメで、何回も読んで書かれていることを自分の習慣に落とし込めるようにならなければいけないなと思います。

本は、読んで書かれている内容を理解した段階ではまだ道半ばで、それを自分の習慣にまで落とし込んで初めて、その本を読んだ意味がある、と私は考えています。

 

さて、今日の紹介は『敗者のゲーム』です。株式投資のバイブルとしてよく取り上げられる本なので、聞いたことがある人も多いと思います。

著者のチャールズ・エリス氏はアメリカの資産運用における権威であり、長期投資家にとっての強い味方である、ヴァンガードの社外取締役も努めています。

そんなチャールズ・エリス氏の言葉にはとても説得力があります。私がこの本でポイントと感じたのは次の点です。

 

  • マーケットには大規模な機関投資家が数多く参加しており、彼らが手にする情報はスピード、質、量、どれを取っても個人投資家が手にする情報よりも桁違いに良い。したがって、個人投資家がマーケットに勝つことは出来ない。

 

  • もし、個人投資家がマーケットに勝ちたいという気持ちで参加するなら、プロを相手にしていることを自覚せよ。

 

  • 個人投資家にとって大切なことは大きな損をしないこと、つまり敗者にならないことである。無謀なリスクを取って敗者になってはいけない。

 

  • 敗者にならないために、インデックスファンドは有用である。

 

  • マーケットに参加する投資家は、まず準備を整えることが先決である。準備とは、1) 借金を完済すること、2) 資産運用の目的と目標の達成時期を明確にして資産運用方針を確立することの2つである。住宅ローンは当然借金に含まれるので、住宅ローンがある者は、ローンを完済しないと投資をする資格はない。

 

  • 市場の歴史を学び、Mr. Marketの囁きに耳を貸さずに実態の経済を見ること。

 

個人投資家の強みは期間毎に評価されないため、自由に行動できる点です。ファンドマネージャーは情報面で個人投資家よりも強みがありますが、定期的にリターンを評価されるために、本来するべき投資ができないことがあります。

個人投資家はこの強みを生かすべきで、そのためには市場に参加し続けることが大事です。市場に参加し続けるためには、ゲームオーバーになってしまうような大きな損失を避けることが何よりも大事です。

 

マーケットよりもアウトパフォームしたいと思っていると、しっぺ返しを食らうかもしれません。そうならないように、この本を読んでみてはどうでしょうか。


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Posted by Econ