【2020年PFリスク・リターン】金融工学的アプローチでPF運用

投資リスク,リターン,金融工学

どうも、Econです。

投資をしているとどうしてもリターンが気になりがちですが、投資のプロはリターンよりもリスクを重視します。
(注:リスクの意味は広いですが、この記事での「リスク」は金融工学的意味、つまり価格変動の激しさを表すボラティリティと同じ意味です)

ハワード・マークス、レイ・ダリオ、ジョン・ボーグルなど、これまで投資の賢人たちの本を読んできましたが、彼らに共通しているのは「今の自分の状況は許容以上のリスクを負っていないか」ということを常に気にかけていることです。
もちろんリターンにも気を配っていますが、それ以上にリスクに意識を向けています。

誰だかは忘れてしまいましたが、有名な投資家が「過去のデータを使って、自分のポートフォリオの期待リターンを知ることに意味はないが、リスクを知っておくことは大いに意味がある」と言っています。

2020年 リスクとリターンの変化

そんなわけで、私の投資思想もリターンよりリスクを重視するものとなっており、ドル建てポートフォリオのリスクとリターンを毎月プロットして、リスクを取りすぎていないかをチェックしています。

上の図はx軸にポートフォリオのリスク、y軸にリターンを取り、毎月のリスクとリターンをプロットした図です。

リスク

まずリスクを見ると、

  • 第1四半期 (1-3月) → 第2四半期 (4-6月):増加
  • 第2四半期 (4-6月) → 第3四半期 (7-9月):低下
  • 第3四半期 (7-9月) → 第4四半期 (10-12月):さらに低下

と、年間を通してはリスクを低減することができました。
Q1→Q2でリスクが増えているのは、ディズニー (DIS)に投資したことが要因だと思います。
2020年の前半、ディズニーはコロナの影響をもろに受けて株価が下がりましたが、後半になるとDisney+の予想以上の伸びが好感されて株価がグンと伸び、かなり株価の変動が激しい銘柄でした。
なので、これがポートフォリオに加わることでリスクが増えたのだと思います。

ディズニー株の分析や収益試算は下の記事に書いていますので、よければ併せて読んでみてください。

【米国株銘柄分析】ディズニー 圧倒的ブランドでDisney+が絶好調!

Q2からQ3, Q4とリスクが低下しているのは

  • BND, TLTなどの債券ETFを組み込んだこと
  • SPXSを組み込んだこと
  • リスクの小さいゼネラル・ミルズ (GIS)を追加したこと

が大きいと思います。
SPXSは3倍インバースインデックスで、今のところ全く日の目をみていませんが、保険的意味合いなので仕方なしです…。
また、コロナによる大規模な財政出動と金融緩和で世界的な低金利はしばらく続き、債券が大きく下げることもないと思うので、BNDには継続投資をしていくつもりです。

リターン

リターンを見るとQ2 → Q3 → Q4と低下していますが、その差は1ポイント以内に収まっていて、かつ一番低い12月でも12.6%なのでOKです。
上でも書いたように期待リターンにあまり意味はないのですが、仮に年12.6%で運用したら、6年間で資産規模は倍になり、私はこれは十分すぎる結果だと思います。
市場がうまく行っているときは並のリターンで十分、大事なのは荒波が来た時に乗り切れるかなので、2020年の運用は間違ってなかったと思っています。

2021年のポートフォリオ管理

2021年はリスク低減をもう一歩進めて、リスクを15%くらいまで落としたいだと思っています。

毎月の銘柄配分とリスク・リターンを見ながら、どれを組み込めばポートフォリオのリスクを減らすことができるか(効率的フロンティアに近づけることができるか)を考えながら銘柄や投資金額を決めて行こうと思います。

リスクの観点から銘柄を選ぶというのは他の米国株ブロガーさん達もあまりやっていないと思うので、私が自分自身で実験してみます。
乞うご期待。

 


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Posted by Econ