NISAで米国株の手数料を無料にする方法【SBI証券】
SBI証券の手数料のやすさはかなり魅力的ですが,私はNISA口座と特定口座を使い分けて手数料を無料化しています.
以前は
- まずNISA枠を使い切る
- それでも投資余力があれば特定口座で投資
という戦術を取っていました.
しかし,SBI証券が一部の海外ETFの買付手数料を無料にしたことで,NISA口座と特定口座で投資する銘柄を使い分けることで,ETFだけに投資しているインデックス投資家なら手数料無料で米国株投資が可能です.
買付手数料を無料にする基本戦略
まずSBI証券の米国株買付手数料は,
- ETFセレクション: VT, VTI, VOO, QQQ, SPYD, VGT, EPI, AGG, GLDM, IYRの10銘柄は取引手数料が無料
- NISA口座では,全ての海外ETF買付手数料が無料
です.
なので,
- NISA口座:ETFセレクション以外のETFを購入
- 特定口座:ETFセレクションを購入
が基本戦略です.
そのETFが配当狙いなのか,キャピタル狙いなのかによって,買い付ける口座を変えることはありますが,特定口座でも無料で買えるETFセレクションをNISAで買うことはしません.
NISA枠の120万円以上は投資しない場合はもちろんNISAを優先的に使うことになりますが,NISA枠以上に投資をする人は,ETFセレクションでNISA枠を食いつぶすのはもったいないです.
SBI証券の米国株の買付手数料は0.45%(税込み0.495%)で,数字は安く見えがちですが,たとえば年間100万円の投資にかかる取引手数料は4,950円とバカになりません.
まとめ
- NISA口座:ETFセレクション以外のETFを購入
- 特定口座:ETFセレクションを購入
SBI証券で米国株の手数料を無料化するための基本戦略でした.
株価はコントロールできませんが,手数料は自分でコントロールすることができます.
手数料を抑えれば,ノーリスクで投資のパフォーマンスは上がり,小さな節約も長い時間積み重なると大きな効果になります.
やらない理由がないですね.
では,また.
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