[比較]分散投資vs集中投資 個人投資家は分散投資がおすすめ

投資分散投資,集中投資

どうも、Econです。

分散投資と集中投資のどちらがいいかという議論は投資家なら一度は聞いたことがあると思います。
それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが良いかというのはその人の年齢や家族構成、リスク選好や分析能力など色々なパラメータによるので一概には言えませんが、私は一般的な個人投資家であれば分散投資をメインにした方が良いと思います。

この記事では分散投資と集中投資のメリットをまとめて、個人投資家なら分散投資がいい理由を書いてみます。


分散投資と集中投資

分散投資のメリット = 集中投資のデメリット

投資の格言でよく言われる「卵を一つの籠に盛ってはいけない」を実行しているのが分散投資で、メリットはリスクを分散できることです。

具体的なケースで考えてみます。
集中投資ケースではA, B, Cの3社に、分散投資ケースではAからJ社の10社にそれぞれ100万円を均等投資をしていたとします。
ここで仮にA社が破綻した場合(他の企業は変化なし)、集中投資をしていた場合は元本が約33万円減りますが、分散投資では10万円のダメージで済みます。

元本を大きく減らさないことは投資の鉄則なのでこのメリットは大きいです。

そして上で見たとおり、集中投資では全く逆のことが起こっていて、集中投資では投資先の企業に悪いことがあるとその影響を大きく受けるというデメリットがあります。

分散投資のデメリット = 集中投資のメリット

メリットの裏返しですが、仮に投資している企業の株価が高騰した場合、分散投資では集中投資に比べてその値上がりが薄まってしまいます。

ここも具体的ケースで考えてみます。
前提はさっきと同じで、今度はA社の株価が投資した時から2倍になったとします。
集中投資では元本が133万円に増えているのに対して分散投資では110万円で、恩恵が薄まっています。

このように、投資先の企業にいいことがあった時にその恩恵をフルに受けることができるのが集中投資のメリットその恩恵が薄まってしまうのが分散投資のデメリットです。


なぜ個人投資家に分散投資が必要か

それは、

  • 個人投資家の扱う情報は質・量とも機関投資家やプロには到底及ばない
  • 個人投資家の分析能力や容量も機関投資家やプロのレベルには程遠い

からです。

個人投資家が得られる情報は誰でも得られるものであり、機関投資家やプロにとっては何の価値もありません。
そして機関投資家は、個人投資家が得られないような有益な情報も持っていてそれに基づいて投資判断を下すことが出来ます。
さらに彼らは、質の高い大量の情報を多くのプロがいるチームで分析するので、個人投資家が財務諸表やアニュアルレポートを読み込んで行う分析よりもずっと多角的で深い分析ができます。

このように、個人投資家と機関投資家は扱える情報と分析能力に雲泥の差が出てしまい、これを埋めることは困難です。
つまり、機関投資家と同じ土俵で戦って個人投資家が勝つことは至難の業で、そんな状況で集中投資をすれば一発退場になってしまうリスクが伴います。
機関投資家が投資対象としない小型株であれば勝ち目はあるかもしれませんが、そのような企業は財務が脆弱であることが多いので、やはり集中投資をするのは危険です。

なお、バフェット(バークシャー・ハサウェイ)は分散投資を嫌うことで知られていますが、今のバークシャーには投資の精鋭がいて、運用している規模も桁外れで、バークシャーはまさに機関投資家そのものです。
なので、バフェットが分散投資を否定しているからと個人投資家が分散投資を否定するのは危険です。

まとめ 分散投資メインで集中投資はスパイス

個人投資家が機関投資家に勝つのは困難であり、財務が脆弱な小型株に集中投資をするのも危険です。
なので、個人投資家は勝つ投資ではなく負けない投資をするべきであって、そのためには分散投資が一番です。

分散投資は成功が薄まるというデメリットがありますが、投資で大事なのは参加し続けることであり、一発退場の危険をはらむ集中投資一括は危険です。
もし集中投資をしたいなら、投資のメインは分散投資に充てて、少額を集中投資に振り向けてスパイス的役割にするのが良いと思います。

それでは、また。

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Posted by Econ