【資産公開】2021年12月
どうも,Econです.
資産状況とアセット・アロケーションを毎月確認するのはFIREを目指す人に是非おすすめしたい習慣です.資産の記録を継続して,半年前や一年前に比べて資産が増えているのが確認できるようになれば嬉しくて資産形成のモチベーションアップにつながります.逆に,もし資産が減っていたり,アセットアロケーションが理想とする形から離れていたらどうすればいいかの対策を考えることもできます.
一ヶ月に一度ならそんなに負担にもなりませんし,逆に私は資産チェックは楽しみですらあります.
2021年はいい形で終えることができたか,早速チェックしていきます.
総資産とアセットアロケーション
12月の資産は11月から4%以上増えて過去最高を更新しました.米国株高と円安効果がダブルで効いたのが大きかったです.11月の資産チェックをした時はオミクロン株が出始めて市場が動揺していた時でしたが,それからだいぶマーケットが落ち着いて一気に評価額が膨らみました.
私は資産の半分がドル建てなので,円安も資産額増加に貢献しています.ドラマ『日本沈没』で円が暴落して国民が無一文になるというシーンが描かれていましたが,あのシーンで改めて分散投資の大切さに気付かされました.
1年前と比べると資産は28%も増加し,そのおかげで今年晴れて純資産5,000万円以上の準富裕層の仲間入りを果たしました.元々は2023年の年末までに準富裕層を目指していたので,2年以上目標を前倒しすることができました.
アセットアロケーションは現金が18%,米国株が64%とだいぶ理想形に近づいているので,今後はこれをキープしていきます.
米国株ポートフォリオ
オミクロン株のニュースが出始めて株価が下がり始めたので,チャンス到来とばかりにVTIを30株ほど買い増したので,VTIが23.6%(11月) –> 25.7%と増えました.2022年はVTIを毎月積み立てていく予定なので,VTIの比率はこれからどんどん増えていくはずです.
また,12月はTLTを売却しました.保有株の売却は久しぶりです.売却理由は2022年内の金利上昇は既定路線であり,TLTが値上がりする見込みはほぼないと判断したためです.逆指値注文を利用してマイナス5%で損切りしました.
2年前はConsumer Staples(生活必需品)が約40%,ヘルスケアとConsumer Discretionary(一般消費財)がそれぞれ約20%で,この3セクターで80%を占めていてセクター分散が必要だったのですが,今はインデックスが40%,個別株のセクターセクターポートフォリオもだいぶバランスが取れてきました.
2022年の見通し
純資産
2021年は米国株高のおかげで28%も資産を増やすことができましたが,2022年は金利上昇で株価には下方圧力がかかるので去年のようにうまくは行かないと思います.米中の緊張も高まっていて地政学的なリスクもあるので,そこらへんも資産増加には不安定要素です.
アセットアロケーション
アセットアロケーションは既にかなり理想形に近いので,今の形をキープしていきます.具体的には貯蓄分は全て米国株を中心として投資に振り向けて必要以上の現金は持たないようにします.
また,上に書いたように米中,ロシアなどの地政学リスクもくすぶっているので,金などの現物資産にも投資を継続していくつもりです.
セクターバランスで言うと,2022年はVTI中心の投資にする計画ですが,タイミングを見て3Mやベライゾンに追加投資をしてセクターバランスを調整するかもしれません.長期的には,個別株で保有している6セクターをできるだけ均等に近づけたいと思っています.
2021年はとてもいい形で資産運用を終えることができました.2022年は波乱もあると思いますが,経済的自由に向けた階段を一歩一歩着実に登っていくことを考えると今からワクワクしています.一緒に頑張りましょう.
それでは,また.